やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

その3 Kumano Kodo Pilgrimage to Camino de Santiago

2018-05-08 10:43:31 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

I had visited several beatiful shrines at Kii peninsula where
ancient people used to pilgrim and those pilgrimage called KUMANO KODO are registerd as
one of the world Heritage site.
and luckily I'm leaving soon for walking Camino de Santiago agian,at the very starting point
of the border of France and Spain in Pyrenees.
I'm so proud of our Buddism and Shinto culture,and
I respect other religion too,so I'm excited to see Catholic cultuer and walk Camino de Santiago!!

In KUMANO KODO,you'll find and feel the kind of "vigor",not just the beauty.

日本の熊野古道の巡礼路を味わい、わたしは明後日(10日)から、サンティアゴ巡礼へ
出発
する。熊野とサンティアゴの巡礼路は提携されていて、共通巡礼手帳というのもある。
今回は、サンティアゴ巡礼のラスト100kmでなくて、最初の135kmを歩きに。
(ピレネーからサンテァイゴコンポステーラまで全800km)
今回のツアでは、そのうちのフランスとスペインの国境(フランチバスク・ピレネ~スペイン・ナバーラ州)を歩く。

いつかは日本の熊野古道ももっとまとめて歩いてみたいなあって思った。
昔、ツアの仕事で歩いたことがあるけど、今回は
熊野コンシェルジュせこっちの解説のおかげで、もっと感じることができた

けど、個人的には昔から不思議な縁を感じる場所で。
自分なりの感慨深い思い出もある場所なんだ。

わたしは宗教を知るのはかなり好き。
仏教、神道、イスラム教、キリスト教、ヒンズー教…
どれに馴染みを感じるかといえば、当然、仏教かな。笑
でも、どの神様もどの文化も尊重している。
特に宗教的な建築とか彫刻とか芸術が好きだし、
素晴らしいものには
魂が宿っているのを感じるよね。

昔からなんでなんだろう、って思ってたんだけど、
そこに立った瞬間に懐かしいような、強烈に惹かれる感じが
あると思わない?
そのときのその光景が自分の一部みたいな。あれ、不思議。
よくわたしが「恋に落ちる」という表現を使うけど、笑
それとはまた別な感じ。
恋に落ちる出会いも格別だけど、
懐かしいような馴染みがあるような不思議な親しみ?を
よく、古い神社仏閣に感じるの。それと自然の色、自然の音と。
いつまでもそこにいたいような。ずーっとずーっと眺めていたいような。
すべての場所でなくて、それは限られた場所なんだけど、
時々出会う。


この景色、龍穴。下に書くね。
かなり、日本で一番すごい景色に感じるんだけど・・・


樹齢3000年/3000years old



特にこの場所という…


その、限られた場所が今回熊野古道では、何度も
目の前に現れて、そのたびに感嘆したわ。

*

5月4日。和歌山県新宮の別荘で目覚め、快晴と静かさと山々を眺める。
これ、別荘からのお風呂。すてきだよね。




せこっちと倉じぃにご案内いただきながら、まずは瀞峡へ。

和歌山・三重・奈良の県境にまたがっている
深い峡谷なの。そこを和船に乗って。



このときは、両側に断崖絶壁の奇岩を眺めていたけど、
この日の午後にこのあたりを上から見下ろしたときにしたからは
見えなかった景色に驚愕することになる。

玉置神社に向かう途中の展望台より
紀伊半島の山々を見る。



いくつかは歩いたことのある場所なんだけど、また歩きたいという思いが増す
大峰奥駆道や小辺路、中辺路。

玉置神社の参道




玉置神社周辺はしゃくなげが満開だった早いっ。



めっちゃ綺麗だった。










不思議な話をいっぱい聞いたの。
鏡にその人が写っていたとか、ここはパワースポット中のパワースポットだとか。


杉三本に囲まれた場所や、ここの石と海から運ばれた石と。






玉置神社なんだけどお寺の鐘楼が残っている。
廃仏毀釈でこのあたりのお寺はことごとく壊されたけど、ここに珍しく残っているもの。





それから、最近の最強パワースポットを見に連れていってもらう。(上の写真の)
かなり秘密めいた場所なの。
龍穴と呼ばれているところで、この景色は山の上からしか
見ることができない
の。
そこからパワーが吹き上がっているのだとか。
実は、この景色、去年せこっちたちと海外ツアに行ったときに
写真で見せてもらっていてなんてすばらしいんだと、思っていたところ。

シダの生い茂る山道を登っていくこと40分。
ちなみにこのルートは一般的にみんなが歩くところと違って
せこっちたちの秘密ルート。





子供たちは教えてもらった、シダの飛行機に夢中になっていた。

そして知らなければ通り過ぎそうになるところで
道を外れた先に、この不思議な景色がある。

木津呂という集落で龍穴と呼ばれてる。北山川が大きく蛇行して
こんな景色になっているの。


驚いたわ。


ここからしか見えなくて、下にいるとわからない。
さっき船に乗った場所も奥に見えている。

しばらく座って眺めていた。子供たちも満足そう。
心地よくて、懐かしい感じもした。
完全に自分がそこに馴染んでひとつな感じなの。
で、大げさでなく、ここは日本一の景色のひとつではないかと思ったの。
この場所そのものが、もう祈りなんじゃないかと思うような。不思議な感じだった。

GWなのに誰にも会わずにここまできた。(このあと若い人たちが迷いながら来た)


最後は熊野本宮大社へ。

すごい人だったから、列の横からお参りした。笑


ここでは熊野三山それぞれがまつってあって、それぞれお参りできる。
そして屋根の作りも教えてもらった。女性の神が祭ってあるところと、
男性の神が祭ってあるところ。


子供たちはこのころには、すっかりお参りのしかたも心得ていて
ひとつずつ丁寧に参拝していた。(列の脇から)




字の書けるたらようの木の葉






ただし、この熊野本宮大社は、120年前に洪水により、もともとの場所からここに移っている。
本来の場所のほうが、本当の場所だとせこっちが教えてくれる。


こちら。


*

boiling eggs in natural hot spring




お参りのあとは温泉たまごを作ったり、河原で温泉を掘って遊び、
おいしいこれまた老舗のお店で、うどんすきをごちそうになった。
そこも、せこっちたちは馴染みのようで、おいしいうえに
家みたいな貸し切り状態で。


はーたん撮影


はーたん撮影


贅沢な旅だった。

ゴールデンウィーク、前半の長野、後半の熊野古道。
お世話になった方々の心に感謝。ありがとうございました。

そして、
わたしはこれから、スーツケースのパッキングなんだ~


はっ。書きすぎたー。笑
さらに新しい旅に続く。