やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

建築家フランク・ゲーリー

2020-04-01 19:41:00 | 南米・中米
わたしの3月のパナマのツアーは
すべてが閉鎖されるギリギリの中で
催行されたものだった。

意外にもそんな中で、めっちゃ日々は
笑いにあふれていた。人の中にいると、緊張するけど
自然の中にいると、世界の不安とかは忘れる感じだった。
パナマ運河の歴史にふれながら
あぁ、人類の歴史は同じことの繰り返しだし、
地球の歴史の中では、小さな出来事なんだなあと。
伝染病や、侵略や、人間の歩みや。

生まれてきて、死んでいくことも。

こんな旅がしばらくできないことは本当に残念。
パナマもちょうど、わたしたちがいる週がすべての
観光最後だった。

飛行機から見たパナマ

まず、パナマ運河のすごいこととかも書きたいけど
わたしにとっては建築家のフランク・ゲーリーさんの
インパクトが強くて、先にご紹介するね。

フランク・ゲーリーさんといえば、
一昨年、スペインのビルバオに行った時、その街を象徴する
圧倒的超越したデザインの建物が、印象的だった。

2018年のスペイン ビルバオのグッゲンハイム美術館by フランク・ゲーリー

覚えているのはそのときも、
湧き上がる、とか、地元の素材を作った、という、ガイドさんの表現だった。強烈な印象だった。
その土地を歩いてみたからこそ、この彼の表現しようとしたものが、理解できた。

今回、パナマ、
人間の作った英智の結晶とでもいうべく大事業のパナマ運河建設と
熱帯雨林の豊かな動植物、
地質学的に最後に地上に現れた大陸としてのパナマの場所は
いまや、世界貿易の中心。

そうしたものを
フランク・ゲーリーはこんなふうに
表していた

そんなふうに見えるかな?と、
見たら
見えるかも。

バイオダイバシティ ミュージアム 生物多様性博物館@パナマ byフランクゲーリー

動植物の豊かな
民族的にも豊かな、
さまざまな色。彼は
パナマの女性と恋に落ちて、再婚したんだよね。

運命。

1500年初頭に、スペインから来た
侵略者たちが、最初に中南米を征服するための
基盤としたところ。
パナマが奇跡的に細い地峡になっていたこと。
なっていたからこそ。

運命。

今では世界地図が、パナマ中心にしか見えないほど。


パナマのことに続く(こんどこそ)

かわいいTT。タマリン、通称、ティーティー。




ノドジロオマキザル