fangle WORLD'S LIFETIME FITTINGS, GOODS & ORIGINAL ARTICLES
奈良でアンティークの家具・雑貨、古道具、オリジナルの鉄ものを扱うfangle。
 





レベッカ・ブラウンに始まり、レベッカ・ブラウンで幕を閉じた今回のセッション。
初めの物語から、一気に引き込まれました。

物語を声に出して読んでもらう、物語に音が添えられている、
それは全く新しい事ではないし、幼い頃、お話を読んでもらう事は、多くの人が経験してきたこと。

だけど、柴田さんが英語から日本語に翻訳した物語を、
柴田さん本人が声にし、その声に内田さんの音楽が響き合った時、
その音色に共鳴して、ある一つの物語だったものが、また異なった装いで現れてきました。

「音は振動」と以前から言っていた、調律師でもある内田さん。
あらゆる現象は振動や波動で捉えられるという世界観を垣間見たような気がする。

あの場で耳にした物語は、
一人、紙面上で読んだ時の物語とも、リハーサルで耳にした時の物語とも、感触が違った。

柴田さんと内田さんの振動と
あの場にいたすべての人の振動が共鳴した物語だったんだろう、と思う。

柴田さん、内田さん、
このイベント企画をしてくれたignition galleryの熊谷さん、関係者の方々、
そして、あの場にいらして下さった皆さまに感謝しております。

ありがとうございました。