レンレンのひとりごと…

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長野最古の禅寺の国宝八角三重塔と御朱印~安楽寺

2019-05-05 |   ├ 長野

長野県最古の禅寺・安楽寺の国宝・八角三重塔と御朱印です。

別所温泉郷にあります。
温泉で身を清めた後に参拝しました。

 

 

観音前駐車場の脇を登っていくと温泉旅館の隣りに、寛政4年(1792)に建てられた黒門が現れます。

 

 

広い砂利の無料駐車場があります。

 

 

参拝前に駐車場で朝ごはん。
温泉入って腹ペコだったのでここで腹ごしらえね╰(*´︶`*)╯

筍たっぷりのちらし寿司弁当です。
小さいパック(約150g)に詰めてます。
写真写し忘れましたが、これに手羽元とゆで卵の煮物もね。
ちなみにちらし寿司は全部で6パック持参。
お昼食べ損ねたり、渋滞で食べに行けなかったりを考慮してのこと。
色々苦い経験があるので。
結局朝しか食べなかったけどね^^;

 

 

石段の先には山門。

 

 

山門から外をを望んだところ。

 

 

山門をくぐり左手にある十六羅漢堂。
十六羅漢尊者と四国八十八霊場の仏様7体が安置されています。

 

 

明和6年(1769)建立された鐘楼。
太平洋戦争に応召されたため、現在の洪鐘は昭和32年鋳師香取正彦の鋳造されたもの。

 

 

本堂です。
ご本尊は釈迦牟尼仏(お釈迦様)で脇侍に文殊・普賢の各菩薩がお祀りされています。

安楽寺は鎌倉の建長寺などと並んで日本では最も古い臨済禅宗寺院のひとつ。
天正16年(1588)ころ、高山順京が曹洞宗に改めました。

 

 

本堂右手に八角三重塔へと続く門があります。
拝観料300円を納め中へ。

 

 

寛政16年(1784)、一切経を補完するために建立された経堂。
扁額は読めません^^;
八角形の輪蔵と傅大師が祀られています。
この輪蔵を廻転すれば、文盲も看経と同じ功徳にあずかることができるといわれている。

 

 

経堂の天井には枡ごとに鳥が描かれていました。
思わず見上げてうぉ!と声が出ちゃいました(*≧∀≦*)

 

 


経堂の石段から本堂と池を望んだところ。

 

 

八角堂へ向かう参道に祀られているお地蔵様。

 

 

傳芳堂には重要文化財の木造惟仙和尚坐像と木造恵仁和尚坐像が安置されています。
惟仙は寛元4年(1246年)鎌倉建長寺開山蘭渓道隆と同船帰朝して後、安楽寺を開いた人。
恵仁は幼牛と号し、惟仙にしたがって来朝して、安楽寺二代となった中国僧。
どちらの木像も気迫が感じられるほど写実的です。

 

 

本堂の裏の山腹にある国宝の八角三重塔。
鎌倉時代末期に建てられたとされています。
わが国に残された唯一の八角形の塔です。

 

 

初重に裳階(ひさしまたは霜よけの類)をつけた珍しい形式。
一見、四重塔に見えますが、一番下は裳階に当たるため。
内部は広い室になっていて、中央に仏様が祀ってあり、大勢の人が室内で拝むことが出来る構造になっています。

大切な日本の宝。
火事など出火があった場合、塔全体を水の幕で覆うような施設をして厳重に保護しているそうです。

 

山号 :崇福山
院号 :護国院
寺号 :安楽寺
宗派 :曹洞宗
寺格 :
本尊 :釈迦如来
開山 :樵谷惟仙
開基 :
創建 :不詳

 

 

安楽寺
長野県上田市別所温泉2361
http://www.anrakuji.com/
TEL : 0268-38-2062
時間 : 8:00~17:00(11~2月16:00)
拝観料 : 300円
備考 : 長野県最古の禅寺、国宝・八角三重塔、重文・木造惟仙和尚坐像、木造恵仁和尚坐像
アクセス : 上信越自動車道上田菅平ICより約30分

 


 

 

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