雨上がりに咲いた夢の薔薇と虹

富士山の麓の田舎で生活する中
日々感じた事を 綴ったエッセイブログです
ほんわかロマンチックな世界観

海に住む少女

2008-06-07 | 

 

大海原に浮かんでは消える町に住む少女

朝パンにジャムをつけて食べても次の日には

ジャムのビンはまた開封前の状態に戻っている

12歳のままで年はとらない

通りがかった船に助けを求めても 少女の声は届かない

永遠に

シュペルヴィエル作

「海に住む少女」

 

誰の心にもあるかすかな寂しさを拾い集めて

美しく描いたたような幻想の世界

読んでいるとマリーローランサンの絵が浮かんでくる

 

 

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