週末のひとりごと

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時雨忌や

2024年11月09日 | 俳句

 11月も二週目に入り、ホント・いきなり・急に寒くなってきました。一昨日7日(木)は富士山に初冠雪があったそうです。明治の観測以来、もっとも遅かったんだとか。ヤッパ異常ですね。けどこれからはそれが普通になるのかも、ちょっと恐ろしや、って感じ。札幌でも初積雪があったんだとか。コッチは蔵王の初冠雪とか、泉ヶ岳の雪の便り程度ですが、もしかしたら、仙台の雪はまだまだなのかも。けど確かに、寒くはなってきています。

気候がおかしいと、例えば、米大統領選であの人が復活当選したのも「何かが狂ってる、オカシイ」と思ったりするものです。この場合は、大統領が代って「ウクライナはロシアにつぶされてしまうの?」とか「イスラエルは今まで以上にもっとひどいことができたりするの?」とか心配になったりします。日本に対しては、彼にどんなことを言われても、されても、日本の偉い政治家先生たちが何とかしてくれるはずだから、その人たちに任せておけば大丈夫と思ってはいるのだけど、その結果、たかが一市民になんにも影響はないだろうと思ってはいるのだけど、チト心配がないわけではないのだけれど、どうしようもないから、見守るしかないのだけれど・・・。これじゃあ、あの兵庫県知事もまたとれたりしたりして、とか思ってしまいます。けど不正の無い選挙結果なら受け入れざるを得ないのだから・・・。

さて今日はいつもの句会でした。本日は本人出席11名、欠席投句2名の、計65句で勉強しました。私が持ち込んだ5句のうち「良いかも」をいただいたのは次の3句でした。

芳香やナイフすうつとラフランス  小春日や鉢は日当り一等地  時雨忌や忘るることが自在なら

「いまいちかも」だったのは次の2句でした。

主なき柿のたわわや日の暮るる  蔵王嶺に初冠雪や空は鈍

時雨忌の句は私の、たぶん一生のテーマ。芭蕉は「さまざまなこと思い出す」と詠んでいるけれど、私は今までのいろいろイヤなことをなんとか忘れたいのだけれど、忘れようとすればするほど思い出してしまう。前にも「燗酒や辛い記憶は定着へ」と直された句を作ったのだけど、そのトーリで、私の願いは「記憶を自在にできれば良いな」ということなんです。けどまずムリーッ。どうすれば良いのか全然分かりません。時間がぜんぜん解決してくれないものだから、どうしようもないことなんだと割り切るしかないのかも、ツラいっぽいな・・・。

ところで今日の曲は、織井茂子の「君の名は」にします。「忘却とは忘れ去ることなり」ができればっていつも思ったりしています。

 


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