週末のひとりごと

ほぼ週末に
思ったことを気ままに綴っています。

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大阪万博のこととか

2017年02月26日 | 日記

 2月は逃げるといわれるそうで、まもなく終わってしまいます。春はまだかと待っているのに、このところ天気は安定していないし、寒いのか暖かいのかよくわかりません、って齢をとって感じ方がにぶくなったせいかも。

ところで、NHKの朝ドラ「べっぴんさん」のこと。前回の「とと姉ちゃん」や その前の「あさが来た」に比べて視聴率が低くて、いろいろ言われているようですが、私は ヒロインの子供たちが物語の中心になってから特に面白くなくなったと思いながらも、まるで見るのが義務であるかのように、録画をしたり、時々は夜11時からの再々放送も見たりしています。昨日 物語の時代が 大阪万博のあった昭和45年に移行していました。

いまから47年前に開かれた 日本万国博覧会。大阪で開催されたので大阪万博と言われていますが、その年 私は高校3年生で、修学旅行で見に行きました。いつもなら高校2年のときに京都とか奈良に行くのが普通だったのだけど、我々は3年のときに万博があるからと京都・奈良のほか大阪万博というコースでした。「べっぴんさん」の中で「万博は戦後の新しい日本の始まりだ」みたいなセリフがあったけど、今にして思えば、それを修学旅行で見に行けたのはホントにツイテいたと思います。そんな巡り合わせがなければ、岩手から わざわざ大阪まで行くわけがありませんからね。大阪万博のあとに、沖縄海洋博、つくば科学万博、大阪花博、愛知地球博とか開催されましたが、やはり どれにも行くことができませんでした。

でも当時は 万博ってそんなにスゴイものだと全然思っていませんでしたから、ワクワク感あまり無しで、下調べもしませんでした。長い行列に並ぶ時間がもったいなくて、すぐに入れるところだけを回ったりしました。あんなにたくさんの人を見たのはたぶん初めてだったし、外国人に話しかけられたらどうしようとドキドキしていたし、迷子にならないよう必死でした。その修学旅行のすべてがとてもいい想い出になったわけではなかったな とか、ドラマを見ながらいろいろ思い出しました。

そういえばその後の博覧会の中で行ったのは、岩手の「三陸・海の博覧会」だけだったような。平成4年に釜石市・宮古市と、鈴木善幸元首相の山田町で行われたもので、それは強制的に券を買わされて、仕方なく見に行ったのだったと思いだしました。県民に無理を強いておきながら、大成功だったと言っていた人たちがいたと聞きました。それはチョッと、と今なら言えますが・・・。

ということで今日の曲は坂本九の「世界の国からこんにちは」です。1970年の万博のテーマ曲として、1967年に発売されました。三波春夫の曲が一番売れたようですが、三波、坂本の他に吉永小百合、山本リンダ、叶修二、弘田三枝子、西郷輝彦と倍賞美津子、ボニージャックスの競作だったそうです。「べっぴんさん」の中では、坂本九の歌声も流れていました、たぶん。懐かしかったです。

 


春一番とは言わない東北

2017年02月19日 | 俳句

 14日(火)はバレンタインデーでした。近所の和菓子屋に 『チョコ最中限定発売中』 というような貼り紙がありました。アイスではなさそうだし、もなかの中に餡の代りにチョコレートが入っているのだろう、是非食べてみたかったのだけれど、ジジイのくせにそんなものを買いに店に入るのは恥ずかしいと思っているうちに14日は過ぎ、15日には貼り紙は無くなっていました。仙台の有名和菓子店が売り出したものだから きっと美味しかったはず。もし来年も売っていたら、今度は買いに行こうと固く心に決めました。バカかも・・・。

それから 16日・17日に九州や四国、北陸や関東に「春一番」が吹いたそうです。立春後に初めて吹く強い南風。これが吹くと いかにも春が来たという感じになるのでしょうが、東北や北海道ではそのような暖かい強い風が吹いても まだ冬の気候が続くために「春一番」と言わないとのことです。でも 昨日18日(土)は、二十四節気の「雨水」でした。ホントの春が間もなくこちらにも、でしょうね。

そして、昨日は句会でした。これで5回目。先月の開催から中3週間しかなかったので、気持ち的に余裕を持てなかったのですが、なんとか作句し、参加しました。物事に飽きやすく、何をやっても長続きしない自分ですが、これは、たぶん、麻雀よりは長く続くのだろうと思います。

ホントに、私は仕事でさえ長続きしませんでした。初めて就いた職は中途で退職。二つ目の仕事も、定年まで数年あったのだけど、悩んだ末に結局 辞めてしまいました。でも人さまのおかげでこうして無事に暮らしていますし、モチ後悔はしていません。ただ 最近 昔の仲間の夢をみたりするんですよね。

ところで句会のこと。今回も5句作って持って行きましたが、全部の句に少しづつ点をいただくことができました。こんなことは初めてで、嬉しく思いましたが、それをひねり出すために、イロイロ教えていただいたし、一生懸命やりましたよ、なーんてね。そのうちネタ切れになるだろうし、俳句は難しいと思う気持ちが より一層 強くなりました。今月の句は次の通りです。

豆撒きや声の小さきを叱られる / 如月の語源知らうと辞書を引く /  雪道に震へるやうな二重の弧 / 春隣そつとカーテン開けてみる / 春夕やケースに残りなきパン屋

ということで 今日の曲は、桜田淳子の「はじめての出来事」でした。昨日の句会で、私におとずれた 初めての出来事 にちなんで。淳子も頑張れ・・・。


別名「梅花節」

2017年02月12日 | カラオケ

 2月は短いのです。ちょっと油断していたら、もう半分近く過ぎてしまっていました、という感じです。昨日は国民の祝日「建国記念の日」でした。けれど土曜日だったために、祝日の意義とか考えることもなく 普通の土日だね と思ってしまいました。ハッピーマンデー制度によって 4つの祝日が月曜日になり、三連休が とてもうれしいことではなくなってからかなり経ちますが、その前段階として、週休二日制が一般化してからというもの、土曜日の祝日は、休みを損したという気持ちになってましたからね。サラリーマンだったとき、職場に週休二日制が導入された当初はすごく幸せに思ったけれど、今は三連休がありすぎ、日本人は休み過ぎでは、と思っているのです。

昨日の「建国記念の日」は昔の「紀元節」ですが、別名を「梅花節」と言います。市内 若林区の農業園芸センターに梅林があって、そこの梅が今年は1月18日に開花したそうです。いつもより早く咲き まだ風が冷たくて寒いけれど、近いうちに行ってみようと思いました。

暦の上で春になってから一週間たちました。2月に入ったら なんだか雪の日が多くなったような気がしていたのだけど、立春以降「冬日」だったのは 8日(水)と11日(土)の二日だけ。気温からも 晴れた日のまぶしい日差しからも春を感じています。西日本を中心に厳しい寒さが襲い 大雪が降ったりして大変なようですが、昨日も今日もこちらは良い天気で、申し訳なく思っています。仙台では、いつもなら3月上旬までは最低気温は氷点下ということですので、今年は例年より少し暖かい2月ということになるのかも。・・・

ところで、1月のカラオケランキングが出ていましたので。

1位.天城越え(石川さゆり) 2位.津軽海峡・冬景色(石川さゆり) 3位.津軽の春(瀬口侑希) 4位.酒よ(吉幾三) 5位.ラヴ・イズ・オーヴァー(欧陽菲菲) 6位.北の旅人(石原裕次郎) 7位.つぐない(テレサ・テン) 8位.命の恋(神野美伽) 9位.さざんかの宿(大川栄策) 10位.時の流れに身をまかせ(テレサ・テン) 以上がベストテンでした。

さて 今日聴きたかった曲は、柏木由紀子と 和田弘とマヒナスターズの「氷点」です。そのむかし 内藤洋子が主演し 新珠三千代が出ていた 三浦綾子の小説「氷点」のテレビドラマの曲です。今では少ししか覚えていませんが、マヒナスターズの佐々木敢一の裏声がずっと記憶に残っています。彼はどうやら宮城県の出身だったようですね。 

 


きさらぎ、衣を更に着て

2017年02月04日 | 日記

 この前は寒さが峠を越したと思います、などと書いたのだけど、とんでもありませんでした。月が変わって2月になったというのに、2日(木)は気温が最高2℃までしか上がらず、仕舞いかけていた冬物衣料を またタンスの引き出しの上の方に移動したりしました。冷たい風が強く吹き、雪が降って、ものすごく寒かったです。この時季は、1メートルの風が吹くと、体感温度が1度下がるといいますから、強い風のおかげで余計に寒く感じたのでしょう。残念ながら3度目の真冬日にはなりませんでしたが、同等以上と思ってしまった次第です。

で、昨日3日(金)は「節分」で、今日4日(土)は「立春」、暦の上では春になってしまいました。昨日は豆まきをしてから 恵方巻きと書いてある太巻き寿司を 北北西を向いて食べました。今年は良いことがあるといいなといつも思っています。

立春が来て寒が明け、部屋の中にいると、窓から入ってくる光は 少し前に比べて 格段に明るく 力強さを増しているし、あっ春になった と思ったりするのですが、外に出てみると やはり 春は名のみです。

ということで、暦は2月になりました。きさらぎ、まだ重ね着をして寒さをしのがなければならないようです。私は冬をキライではないのだけれど、チョッとでも春の兆しが見えてくると、やはり 早くホントの春が来ればいいのにと思ってしまいます。なにもあわてなくても、いつか間違いなく来てくれるのにね。でも2月は たぶんいつもこんな感じ。今年が特別寒いわけではないんだよね。

さて今日の曲は、イルカの「なごり雪」です。いい曲ですよね。イルカは 初めて見たときに、はしだのりひこ にそっくりだなと驚いたものでした。それはさておき、なごり雪とは「名残りの雪」、俳句では春になって降る最後の雪のことを言うらしいです。市内に2日(木)に降り まだ日陰とかに残っているのは暦の上でも春になる前の雪だったし、これからまだ降ることがあるかもしれないから「なごり雪」とは言わないのかも。言葉はむずかしいですね。・・・

 

そういえば、今なら絶対に見間違いませんが、いしだあゆみと九重祐未子もむかし似ていました。NHKの「夢で逢いましょう」かなんかで、二人が間違われるコントみたいなのがありました。それから十朱幸代と丘みつ子もそっくりでした。