ずぼら趣味菜園

山羊を飼い始め菜園は自然栽培の勉強中です

春神楽

2013-03-20 | 地域行事
3月20日
朝から雨
外の仕事は出来ないので
船引神社の神楽を見に行く。すでに始まっていて何番か終わっていた。
柴鬼神
 用意された柴を鬼神が抜き取ろうとするがなかなか抜けない。後の方で柴をすごき取る舞。


柴舞
 柴鬼神がすごき取った柴を盆に入れ舞う。そしてこの柴を撒く。
 清めの舞いらしい

ろんぎ
 勇壮活発な舞
 天野岩戸に御隠れになった天照皇大神を外に出てもらう為に八百萬の神たちが
 会議をし論議されたと言う。 
 それを警護する神々の舞。
弓舞
 五穀を荒らす鳥獣或いは悪魔を弓で持って追い払う舞。
 弓と鈴を持っている

三本剣
 1本を口にくわえ両手に1本づつ刀を持ってでんぐり帰りなどする舞。

三笠鬼神
 暴風雨を鎮めてくれるよう風の神に頼むが聞き入れないので 三笠鬼神が怒って風の神に挑む舞。

輪舞
 直径1米位の竹の輪を持って舞い 飛んだり 輪くぐり しながら舞う
 邪神を和める神楽らしい。
地割
 土地を神々に分配するための測量の舞いらしい。弓で長さを測る様子を表している
地割鬼神
 国造りに伴う領地配分で 地割が行われた時 配分で領地を貰えぬ神々があって 粉糾を鎮めたのが
 この地割鬼神で 鬼神は歩幅で測量した様子を舞っている。
薙刀舞
 船曳神社の花型の舞い。勇壮な舞で薙刀を手に頭上で両手で早業のように回す。
 この薙刀は世を治め 世が乱れれば鎮静させる霊力があるとされていると言う。

戸開き鬼神
 手力男之神が天の岩戸を開く場面。

七鬼神
 めごを苛めて 舞庭の外に押し出し出す。
めご舞
 ユーモラスで 神代の国生み 男女の和合 人生み 五穀の誕生などが 神主との問答がある
 問答の後 藁包みの中から種もみを撒く。この種もみを拾って持って帰り苗田に撒くと豊作になると言い伝えられているとの事。


杵舞
 2人が杵を1人が女装して箕を持って舞い、最後は箕の中の餅を杵で搗いたあと餅まきをする。杵で搗く時に七鬼神が杵つきの邪魔をして笑いをとる。

箕取り舞
 女装して姉さんかぶりをして 箕を持って舞う。杵舞いをしていた2人の担いだ杵に乗って立つ。穀物を風選する仕草をする。


お昼にはお弁当の振る舞いや焼きイモの振る舞いがありゆっくり神楽を見る事が出来ました。


神楽の詳しい冊子がありそれを見ながら見る事ができ一つ一つの意味が理解できてとても良かったです。
農村で神々に対して子孫繁栄や五穀豊穣などを祈り そして信仰とを1つの娯楽として伝えられていることは素晴らしい伝統文化
ですね。上手く言えませんけど。



 参考文献・・・・船引神楽保存会冊子による
 


 
コメント
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