世の中には常に自分中心に考える人と、ひと(他者)を中心に考える人の2種類の人がいます。前者はどのような話も悪く聞く傾向があり、後者はいつも前向きに聞いています。東峰村は後者の人が圧倒的に多い地域です。前者が東峰村に入るとどうしても浮き上がってしまいます。鏡を見るようなものですが前者の人達はその鏡に映っている自分の姿を見ようとしないので変わることはありません。テレビは見事にそこを映し出します。
テレビという道具は結局人の本音を映し出してしまいます。この優れた道具を使い切るのは後者の人達です。後者の人達がもてばそのままを映す鏡になるので。前者が持てば持った人の醜さがそのまま映し出されるので人は映りたいと考えません。