かつてテレビ局でプロデューサーやっていた頃はディレクター、カメラマンも全部同時にやっていたのでこういう時期はだいたいチームメンバーが一人ずつ倒れていきました。
特に大長編の地域興し応援番組等は1時間テープ150本もの中からわずか47分ぐらいに編集していくので、毎日毎日どんなに編集してもなかなかすすみません。何しろ150倍以上の地域住民の半年に及ぶ活動記録があってそれを150分の一の50分弱にする作業ですから簡単にはいきません。1週間して一人倒れ、10日立つと二人倒れ、2週間も続くとさすがに全員倒れてしまって最後はいつも一人でやっていました。
途中食事はというとコンビにばかり、家には帰れんのでテレビ局の床にビニールシートを敷いて寝転がって仮眠をとる、タバコすぱすぱ、コーヒーがぶがぶ、焼酎ぐびりぐびり・・・、と思い出しただけでも十分不健康の極みでした。今は毎日湧水で身を清め、湧水ご飯や湧水味噌汁、土地の大根やチンゲンサイ、とれたての梨やイチジク・・・、そして楽しく多くの人がやってきます。
テレビという道具が環境で使われ方が全く変わることをつくづくと感じます。そして今夜、やはりシンデレラになってしまったこの時間、それでももう一人のスタッフが何とか倒れずにやってくれています。Facebookでは恵梨奈ちゃんのやさしいメッセージや伯夫さんのドスのきいた声で「いいね!」が入ります。なかなかいい感じでとうほうTV1周年が近づいてきました。