昨日一日かけて我が地元スタッフ二十歳のえりちゃんと作っていたのは来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に東峰テレビが追随?!する番組企画書でした。なかなかいい感じで出来上がりましたが今朝目が覚めるとどこかへ行かないといけない感じがありました。
取りあえず散歩がてらに新車??!を走らせ!勘だけで動いていたらとうとう大分県中津市に行ってしまいました。青の洞門や耶馬渓の紅葉も美しかったのですが最終的には中津城でした。そう!!、中津城は黒田官兵衛が秀吉から拝領した九州の最初の領地です。昨日も確かにその記事を書きました。が、全く車がどこに向かうのか?は意識にありませんでした。
紅葉や珍しい神社に惹かれながら走っていると遂に中津城に着きました。中津城に登城してわかったことがいくつかありました。秀吉から豊前国12万3千石を与えられ築城したのが中津城ですが地元のに宇都宮(城井:キイ)鎮房という大名がいて、なかなかの強者であったので官兵衛はとうとう息子の長政と計り鎮房を謀殺したらしいのです。
鎮房の家臣も騙されたことを知り主君への忠義から全員ことごとく討死にし、どこか忠臣蔵のような空気が漂っていました。軍師はやはり策略を弄して相手方を押さえ込んだことも多々あったということでしょう。「人は殺さず使え」との名言を残した官兵衛ですが、戦国時代に殺さないわけはありません。そういう意味でも官兵衛の歴史を地元住民から解き明かす番組というのはとても意味があるように感じました。
規模は全く違いますが一見すると熊本城に似た中津城、もしかしたら仲がよかった加藤清正から城造りのノウハウを聞いていたのかも知れません。来年は「官兵衛バラエティ」という番組を東峰テレビが制作するのですがいろんな制作のノウハウや可能性を感じ、ぐぐっと歩をすすめました。