当事者という言葉が巷に最近良く出ていると八百万人の事務局長高橋明子さんからよく聞きます。評論家のおすすめ本にも多いようです。住民ディレクターは当事者であることの大変さをどのように克服するかのひとつの生き方の答えでした。「住民ディレクターという生き方をお伝えしています。」ブログやホームページにいつも書くのですがそういう意味です。
テレビ局の記者時代に火事や事故、事件で様々な人の不幸と直面するのですがそのことに自分がどう反応してどうしていくか?毎日のように問われます。そこで傍観者ではなく当事者としてあらゆる事件、事故を捉えていくと恐らくまともな神経では生きていけないのでは・・?と感じます。しかしその答えは自分が感じたこと考えたことをそのまま表現するという簡単な答えに尽きます。するとそれ以外の紋切り型の「現在事故の原因を警察消防が調べています」「○○事件はまだ終わってないと言えます」等ということは言えなくなっていきます。
地域に入ればますます自分自身がどうなのか?突き詰められます。自分自身の家庭でどうしているのか?有機農業がいいと言いながら家庭で食べる野菜はどうなのか?ひとつひとつ実際の自分の生き方が問われます。「地域も番組も創る、当事者の発信」というタイトルはその模索の結果今につながっていることを3分で語りました。
一般社団法人八百万人にて一般公開3分勝負!岸本塾入門をやらせてもらってますがテレビ局時代の大きな数々の課題の解決策がすべて住民ディレクターという発想になって解決して来たことがよくわかります。10時までは二人三脚CMという珍しい地域活性化の手法についてやってますが10時になるとこの当事者発信についてに更新されます。
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