先日夕方に隕石がご神体といわれる岩屋神社に登ったら地元の氏子さんが芝替えをされていた。いつもおなじみの方々だった。今年は潤年でご神体の隕石をおおっている茅のこもを取り替える年で茅を育てるところからはじまるらしい。東峰村に来てからは神社にまつわる祭は今でも残っていて継承されているものが多いので地域の成り立ちを推察したり想像する素材がいっぱいある。特にこの岩屋神社と小石原の行者堂周辺は古代修験道の峰入り修行の場で山と人の関係が深いことがよくわかる。
祭や儀式、行事を地域の方々の話や専門家の話を総合するとロマン溢れる物語が見えてくる。作り物ではない伝説、伝承、遺跡などに基づいた物語なので厚みが違う。2年目のとうほうTVは地域の物語を再発見する年にもなりそうです。