
このような組み合わせでしかもどの団体も具体的に主体的に関わって制作される番組はかつてなかったことだとおもいます。必ずプロの視点が強くなって「やっぱり番組」になりやすいのです。「やっぱり番組」の前例は全国に枚挙のいとまがないほどあります。そういう意味では中間点に立つ杉並TVの役割は非常に大きいことになります。住民とプロのつなぎ役がなかなかバランスよく動けないことが課題でした。つなぎ役のような立場の人達やグループが元々メディア出身者ばかり集まっていることも多く、結果的にプロ視点に強引に引っ張っていかれます。むしろプロ以上にプロ指向が強い場合も往々にしてあります。
15日も荻窪教会通り商店街のやしろ食堂で杉並TVの高橋さん、商店街の斎藤会長、藤崎さん、内山さん(やしろ食堂は内山さんのお店です)田貝さんが集まりスタジオトークの内容や小道具の準備について深夜まで企画会議でした。なかなか面白い企画になりそうです。そう!この企画会議が当日の番組の中身を決めているのです。住民主体です。この話し合いの結果をJCOMさんにお伝えして最終的な構成が決められます。八百万人紀行にも詳しく書いています。
今月21日のJCOM東京の夕方ワイドでの番組の進行がどのようになるか?これは日本のメディア史にとっても非常に大きな一歩となると感じます。この動きが27日に熊本と杉並などとつなぐ住民ディレクター番組のネット配信実験や今秋の関西大学での「地方の時代映像祭」30周年記念住民ディレクターセッションへとつながります。それぞれが未来につながる貴重な実践になっていくと感じます。
杉並TV http://www.suginami-tv.jp/site/home.html
八百万人紀行 http://yaoyorozu.sakura.ne.jp/
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