竹地区の棚田が水不足で困っていたので昨日の朝にとうとう 田植え後に残している ため池の水をひきました。その作業をしていたのは会社や役場に出かけていった現役の人達の後に集落に残った中高年の二人です。田植えは少しはわかりますが最近竹地区の米づくりにずっと付き合っているのでいよいよ農業のことが身近です。百姓といわれる人達の作業は見えない地味な作業の積み重ねです。水は米づくりには一番大事な要素ですが実際に対処する人がわずか二人しか日中の大事な時にいないのです。
随分と昔に3ちゃん農業といわれました。じいちゃん、ばあちゃん、かあちゃんの3ちゃんです。今やかあちゃんも出稼ぎにまちへ行きますからいよいよ2ちゃん、2ちゃんねる!?です。このへんの事情については書くことは難しくいずれ近いうちに番組化しないといけないなあ、と感ずる毎日です。都市部の人だけではなく村の人でさえ知らなすぎる農業やきっと林業の大変さということがあってしっかりと見えるようにしていくお役目がまさにとうほうTVです。
今、東峰村には事業チャンスがいっぱいあるのですがその前にやらないといけない課題がいっぱいあります。じぶとく生き残りながらこの大きな課題の山をひとつひとつ取り崩していかないと将来の村は成行きません。当事者として本気でそう感じます。