人生には寄り道が大事だという話で企業とかでは優秀な人材を採るためにわざわざ寄り道を奨める傾向があるらしい。その寄り道のことをギャップイヤーというカタカナで表し、さも新しい動きのように話題になっているようです。NHKクローズアップ現代でやってます。
正直言って『えっ??』です。。「寄り道」をして苦労して来た人達は元々寄り道をしたいと思ってる人はほとんどいなくて寄り道でない方法を行ってるのに結果的にそのことを世に言う「寄り道」にされてしまっているのですから。寄り道しようと憧れているときっと自分自身では回復できない程の手痛い結果を生むはずです。「寄り道」は実は一見「寄り道人生」に見られている人からすると全く寄り道ではなく「直進」なんですね。
直進してるはずが周りから見ると寄り道ばかりしていると見られる。それが「寄り道」といわれるところに問題があるので本来はできない「寄り道」をわざわざすることは何ら好結果を生むものにはならないでしょう。だって意識的に寄り道しようとすること自体に無理があります。元々本来自分自身がやりたいことを実現するにはこの社会の中ではレールに乗った人生では完全に不可能になっているわけですから、そのレールを外れることを「寄り道」というなら奨められて行こうとする「寄り道」の先にあるのは大火傷する危険性を孕んだ危険地帯ですねきっと。
最初から安全レールに乗っかて行けない人達が社会的には「寄り道」と言われてるだけで本人はとにかく直進なんですからここを勘違いしない方がいいとおもいますね。
何故しつこく書いてるかというとずっと「直進」して来たわたしはきっと「寄り道の大家」と言われるでしょうし、「生き方」は奨めるものではなく自然とそうなってしまうということだからです。