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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

何をどう伝えるか?/杉並13

5時間ライブもそうですが、通常番組づくりをすることは物語を描くということですから一般にはなかなか難しいのではないだろうか?と推察します。よく勘違いされるのが情報を流すということです。情報と物語りは違います。しかし物語りも情報のひとつではあります。違いはやはり「物語があるかどうか」ということです。いい情報は物語がある情報です。

たとえば教会通り商店街だから商店街を見せようということになります。駅から入り口へ、途中はカーブのところ、最後は衛生病院へ続く道なりに・・・、というように映像を撮ります。しかしこのような映像はほとんどここを通ったことのない人には情報にもならないケースが多いのです。いつも通っている人には「ああ、いつもの豆腐屋さんだ、じいさんが映っているぞ」とか、花屋さんの前に飾られたポインセチアを見てああ年末だなあ、あれっ、隣の奥さんが買っている、夕方に覗いてみよう。あの小さいのがよさそうね」などといろんな映像が何らかのイメージを膨らませていきます。いつも通っている一部の映像を見るだけでそれ以上にイメージできるからです。

ではわたしのような熊本の人間がいきなり同じ映像を見せられたら・・?駅に近いんだな、狭い商店街だなあ、病院があるのか・・ぐらいは反応しますが先ほどの地元の人のようにはいきません。そこでどうしても案内役が必要です。しかもその案内人の人柄が見えないと追体験できないのです。
教会通りで取り組んできたスカパー!e2 194ch 「日本の國から」の番組第1回目、クリーニング屋のケンちゃんこと藤崎さんに登場してもらい教会通り物語をリポートしてもらったのはそういう企画意図があったのです。ご覧ください。


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