酒屋のけんちゃんと駐在所の網治くんがとうほうTVの取材中です。
昨日は獅子入れという珍しい行事が宝珠山地域の数カ所でそれぞれにありました。高木神社、別名大行司神社の氏子が行う厄払いの伝統行事です。わたしは朝6時から高木神社のある大行司地区のこの日の朝の光景、花々、蜂、木々、神社にお参りに来られる人などをじっくり撮影しました。
午前7時半から神事がはじまり、けんちゃんと網治くんたちも元気にやってきてあっという間にビデオカメラも取られてしまいました。東峰村ではいつも子どもたちと動くことが多いので子どもたちもすっかりカメラには馴染んでいます。酒屋のけんちゃんのリポートはこの獅子入れをお伝えする「とうほうTV」第36回放送に出る予定です。
獅子入れに一日お付き合いして又深く感じましたがまさに子どもの教育は「家庭から」、「地域から」です。村の伝統行事が目に見えない所でしっかりと地域ぐるみの子育てをしていることが本当によくわかりました。けんちゃんも網治くんも今は当たり前なのでわかりませんが、いつか大人になったときに村の大人達に感謝する時があるのでしょう。わかるためには砂漠のような都会に出る必要があるのかもしれないのですが・・・。