黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

乗らない人には面白くない話

2017年07月26日 | バイク


さて、天気が良かったんでCRFラリーの試乗をしたんですが……

これは「軽い!!」
全てに置いて軽く作られてる。
同じ21インチのアドベンチャー250ってことで「似てるだろう」なんかザックリ思ってたのだが、「ハンドリングが軽い」「倒し込みが軽い」「加速が軽い(軽やか。2気筒のアネーロより、もだ)
悪く言うと、「すべてがスカスカで怖い」

……こう言うのはイカんのだ。「いつの間にかスピードが出ている」のだ。
良い所。良いとこはこれはアドベンチャーじゃないです。
「バキバキのオフローダー」です。
176cmの僕でも足がべったり着かないのはどうでも良いけど、段差越えたり(試乗車だからオフにはさすがに持ち込めなかった)フロントアップなんか簡単に出来る(誰だフロントヘビーなんて言ったのは)
多分スピード出せる林道、モトクロスコース、全然走れるバイクでしょう。
って考えると「見た目はパリダカアドベンチャー」ところが「中身はモトクロッサー」さらに「ある程度 腕に自信ある人」んでもって「それでツーリングもしたい」って人には、これは「もってこい」のバイクだ。

アスファルトの安定性をKLEと比べるなら、そりゃKLEに軍配は上がる。それは鈍重さと同義だが、その「重さ」が いわゆる「アドベンチャーバイク」の醍醐味だ。
オンロードバイクの乗り味で「その気になりゃオフもイケるよ」ってのがアドベンチャー。
これ、ラリーは「パッキパキのオフにカウルが付いてる」だけ。と言ってしまって良いでしょう。

写真見てよ。エンジンの位置、大きさ、全然とがいますね。

250ccですよ。
KLEでさえニーゴーにしてはデカいのに、この見た目のデカっぷり。
デカく見えるが軽いって反則もはなはだしい。(だからすこぶるカッコいい♬)

え〜バイクに乗らない人には面白くもなんともない話でした(^^;;