黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

ダライ・ラマが行く。

2018年11月23日 | 神社仏閣

ダライ・ラマ14世が福岡に来た、というのは昨日知っていたが、行っても入れないだろうと、行かなかった。

チベット仏教の最高峰ダライ・ラマ14世は、過去数十年にわたり、物理学から、大脳科学、遺伝子、心理学と多岐のジャンルにわたる世界中の科学者たちと対話を続けてきた。
日本仏教との関係は、広義の意味で「密教」ということもあり、在来仏教の中では真言宗と中々仲が良い。

博多の東長寺を、西日本豪雨、熊本大震災の復興祈願法要の地に選んだのもそのためだ。東長寺は日本最古の密教修行場です。


ダライ・ラマ法王……好きでして(⌒-⌒; )

20年ほど前、どこだっけ、……京都大学だったか、真言宗 東寺での法要の後、ここのキャンパスで「さあ皆んなもダライ・ラマと話してみよう」みたいな座談会のようなものが行われた。
テレビで見てたのだけど、そこで皆んな「ハイはーい」と手をあげる。
京大の学生さんが多かったと思いますが、皆「仏教哲学においてチベット密教の在りよう」や「国際間紛争等で宗教の成すべきこと」などお堅い質問だらけだった。
そんな中で、ある女の子が何人か目に指された。その子は
「自分は、小 中 高、とイジメを受けてきた、見返してやろうと勉強ウンと頑張りこの大学に入った」という。そのツラい青春時代を語り出した。
目には涙を浮かべ、話はたどたどしく、ついにその女性は声がつまった。
果たしてダライ・ラマ法王は高座から降り、その子の前に楚々と立ち、おもむろにスッと抱きしめた。
「何か言ってる。何か女性に喋ってるぞ」
テレビカメラ、おそらく音声さん(ってヤツ?)その音を拾おうとザワつきまでテレビのスピーカーに流れる。
聞こえた!聞こえたぞ
「You are not alone ……」
君は1人じゃない、1人じゃないんだよ。と、優しく抱きしめているのだった……

やられました。
僕はもうコロッとヤラレちゃいましたね。
それ以来ダライ・ラマの本を買い、雑誌やテレビで彼の動向を
ついつい追っかけるようになったのです。



今回、ウチからバイクで10分のとこに人間ダライ・ラマ、本名ラモ トンドゥプさんがやって来る♬
せめて人が引けた後の、博多 東長寺に、残り香を嗅ぎに行ったので在りました(๑˃̵ᴗ˂̵)



回廊好きにはタマリマセンね♬


博多の古い寺町は、雨上がりの青空が綺麗でした✨
(ミーハーと言わば言ってくだされ(^.^)/ )