里山の畑

  

畑の写真を見ると、雑草で覆われていて何が植えられているのか判然としないが、これでもかなりの種類の野菜が植えられている。

 

ちなみに左の畝からジャガイモ、トマト、ナス、キュウリ、オクラ、ピーマン、しし唐、カボチャ、スイカ、ゴーヤ、枝豆などなどである。

 

今朝、ご主人様が畑を見に行ったら、カボチャ（だと思うが・・）の黄色い花が咲き始め、食べ頃のピーマンが二つもぶらだがっていた。もうすぐジャガイモの収穫期がくる。

 

順調に生育してくれれば、夏場は野菜には困らないのだが、しかし、そうは問屋がおろさない。

 

去年はトウモロコシをサルに食われた。

あれは暑い夏の盛りの頃であった。スイートコーンが順調に育ち、大きくて形の良いものが２０数本できた。夕方ご主人様は試しに３本もいで、茹でて食べてみた。予想以上に甘くてみずみずしくとてもおいしい。母上も大好きなので、「オイシイオイシイ」と言いながら食べていた。

ご主人様は、「明日からおいしいスイートコーンが毎日食べれるよ」と、母上に言い、気分良くベッドに入ったのだった。

 

翌朝、散歩から帰って、畑を見に行っご主人様はビックリして声も出ない。なんとあのスイートコーンが無残にも一本残らずもぎ取られていたのだ。犯人は憎っくきサル軍団である。

 

ご主人様は久々に驚愕の体験をした。

 

そして、そのショックからまだ立ち直れないご主人様は、今年はトウモロコシを植えようとはしない。