ブルーベリーがやられた！

昨日、ご主人様は果樹園にブルーベリーの様子を見に行った。

 今までに１５本のブルーベリー苗木を植えたが、その内の１本が大粒の実を付け、早くも数日前から黒く熟し始めてきていたのだ。

 

 いいぞいいぞ、１０粒ほどの実が、かなり良い具合に仕上がってきている。

 「よし、明日は収穫だ！」と心に決め寝床に入った。

 その夜、ご主人様は夢をみた。ヨーグルトを入れたガラスボールに手作りイチゴジャムを加え、更に朝摘みブルーベリーをトッピングして食べている夢だ。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 手作りジャム

 

今朝、散歩から帰った後、ご主人様はブルーベリーを摘むため鼻唄まじりに果樹園に行った。

ところがどうだ、昨日まで黒く輝いていたあのブルーベリーが、跡形も無く消えているのだ。

 またもやご主人様は愕然とした。去年のトウモロコシ事件の時ほどのショックではないが、しかし我が目を疑った。

ブルーベリー１０粒とは言え、ヨーグルトにトッピングして美味しく食べることしか頭になかった、食いしん坊のご主人様の落胆は大きい。

 今度はいかなるクセモノにやられてしまったのか？

イノシシはこんなものは食べない。サルも１０粒ほどのためにわざわざここまで出てこない。考えられるのは野鳥である。

木の上で、下界の獲物を虎視眈々と狙っているゲリラ特攻隊に、完熟ブルーベリーを先取りされてしまったのだ。

 去年は８本のブルーベリーから、毎日次々と実が取れた。野鳥に先取りされることもなかったので、全く油断をしていた。

 今後は何らかの防衛体制を講ずる必要がある・・・・・・・・。