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JR阪和線の奇妙な英語放送 ②

2024-07-05 15:09:57 | 時事問題


JR阪和線内の奇妙な英語 ②

“Next Office, Ootori!” について

JRと国交省への質問とその答など

永井津記夫(ツイッター:https://twitter.com/eternalitywell)


  私は阪和線の乗車中の車内英語放送に関して、前回のブログでおかしな点を指摘しました。ブログに書く前にJRと連絡をとろうとしたのですが、そのWebサイトに意見を述べるところを見出せず、先にブログに載せることになりました。
 その後、サイトに意見を出すところを設けていることが分かり、JRに次のように質問しました。


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前略:JR阪和線の英語の車内放送について質問等をさせていただきます。
  英語の(私が利用する快速の)車内放送ですが、
   “Next Office, Ootori!”(次のOfficeは鳳)というように、放送していますが、この“office”の使い方は間違っていると思われます。“office”の基本的な意味は「仕事場」です。乗客も、列車も「次の“仕事場(office)”」に到着するのではありません。
  また、鳳駅や和泉府中駅で停車して特急の通過を待つときに、車内放送で、「ドアは自動では開きません」という日本語の放送のあと、
  “The door (i)sn’t open automatically.”
とい英語放送が入ります。“open”の前の部分の発音がよく聞き取れませんが、“isn’t”の“i”が落ちているような発音です。他の部分の英語放送は“We will be stopping at ~”などと縮約もせずに明瞭に発音しているのにこの部分は明瞭に発音していないように感じます。あるいは、“doesn’t”を不明瞭に発音しているのかもしれませんが、いずれにしても間違い、または、間違いに近い英語です。
 The door isn’t open automatically. ※is openは「開いている」という意味でopenは形容詞で、それを動作を示す動詞とともに使うautomaticallyで修飾するのは間違いです。
 The door doesn’t open automatically.
と言っているのなら文法的には一応正しいですが、阪和線快速の列車の乗降ドアは左右のドアが開く形なので、
  The doors don’t open automatically.
とすべきです。“The doors”を使えば停車駅で左右どちら側にも三つある乗降用ドア全てを示すことができます。
 以下の私のブログで詳細を述べています。私が間違っているならブログは削除します。
   (以下、省略)
   *******************************
 次のような回答が来ました。
 永井 津記夫 様
いつもJR西日本をご利用いただきまして、ありがとうございます。
お客様からいただきました貴重なご意見に対し、回答させていただきます。
ご指摘いただいた件につきましては、内容を確認し今後の参考とさせていただきます。
このたびは貴重なご意見を賜りまして、ありがとうございました。
今後ともJR西日本をご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
西日本旅客鉄道株式会社
CS戦略部 CS推進室 JR西日本お客様センター
永井様
<注>このメールアドレスは送信専用です。返信をいただいても対応できませんのでご了承ください。
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 以上のようなやり取りがありました。
 この後、JRの関空快速に乗車すると、“The door (i)sn’t open automatically.”というところの車内放送は入りませんでしたが、依然として「The next office, Ootori.」と放送しており、他の駅についても、「office」を使っており、JRと並行して走る南海電車でも ”office“を同じように使っていることが分かったので、なぜ、このような状況が生じているのか、と考え、ひょっとしたら、国交省の(“”愚かな“”)指導かも知れないと思い、国交省に質問を出しました。
 最初に国交省に出した質問は(返答を求める項目にチェックをいれましたが)、2週間ほどしても返事が来ないので、二回目の質問を出しました。
 以下、二回目の私の質問とその回答です。あまり、私のことは書きたくなかったのですが、私の最初の質問に答えようとしていない(無視しようとしている)ように感じたので、私の英語の経歴を多少入れ、「日本国民であり、納税者であり主権者である者」というような言葉も入れました。これは、回答をもとめているのに2週間も回答を出さず、2回目の質問をも無視されては困るので、あえてこの表現を付け加えたのです。2回目の質問のあと、4日ほどで回答が最初の質問を含める形で届きました。
 以下、私の質問と、国交省の回答です。
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前略:先日(2024年6月1日)に、JR阪和線の英語の車内放送について質問を出しました(受付番号2406010800046)。
 次の駅に到着するときに、
  Next Office, Ootori. (次のOfficeは鳳)
というような放送が入るので、英語の教師をしており、読売新聞の英字紙The Daily Yomimuri に“Kanji Class”というコラム(1994-1999年)を担当していた私は多少英語の能力があるので、この英語は普通ではない(奇妙だ)と思い、(それまでは聞き流していたのですが、我慢できなくなり)JRに私の見解を伝えましたが、“Office”に関しては依然として使い続けています。
 南海線も関西空港に乗り入れていますが、先日久しぶりに乗車すると、英語の車内放送でも、
 “Next Office ~”とあったので、この“office”は国交省の指示かもしれないと思い、貴省に質問をしたのです。
 回答を求めたはずですが、貴省から何の連絡もないままです。
 少なくとも、Office が貴省の指示でこの言葉が使われているのか、そうではないのかを答えて下さい。
   日本国民であり、納税者であり主権者である者:永井津記夫より
    +++++++++++++
国土交通ホットラインステーションをご利用いただき、ありがとうございます。お問い合わせいただいた件(2406010800046及び2406150800027)につきまして、 鉄道局からの回答をお送りいたします。
【回答】 平素より国土交通行政にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。 永井さまよりいただきましたお問い合わせについて、下記のとおり回答をさせていただきます。
 JR西日本に車内放送内容の確認をしましたが、鳳駅到着場面の英語放送で「office」という言葉は使用していないと回答を受けております。 参考にですが、英語の放送内容を下記に記載しますのでご参照ください。
・自動放送による鳳駅到着前の放送
 「まもなく鳳です(英:We will soon be making atママbrief stop at Ootori)」 ※(注1)
・自動放送による和泉府中駅発車後の放送
 「次は鳳です(英:The next stop is Ootori)」
 国土交通ホットラインステーションに貴重なご意見を寄せていただき、誠にありがとうございました。今後とも、国土交通行政にご理解とご協力をいただけますと幸いです。
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回答は以上となります。
  (注1)この赤字の“at”は誤った表現です。後で説明します。
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というようなやり取りがありました。このやり取りですが、まず第一に私が疑問に思う点は、私が回答をもとめている事(駅に“office”を使っているのは国土交通省の指示が否か)に対して、答えていないことです。
※※それと、最後に付加えられている「~ご協力をいただけますと幸いです」も私にはやや断定的で丁寧さに欠けるように聞こえます。「ございます」というような言葉を付加えることを求めているのではなく、「いただければ幸いです」と動詞の“仮定形”を使えば丁寧さが出ます。「いただけます」は、「いただけ」も「ます」も謙譲と丁寧さを表す言葉で、相手にその行動の選択を委ねる表現ですが、「行きます」が「(私は)行く」という決意・断定を示すように、相手(私)に対して協力することを断定的に求めているようにひびき。私にはやや違和感の残る表現です。英語では“would”や“could”などの助動詞の過去形の仮定法(=仮定法過去)を用いて〝丁寧さ〟を出します。日本語も動詞の仮定形で丁寧さを示すことができます。
 国交省が「office」の使用の指示を出していないのであれば、「出していない」と答えてくれればよいのに、国交省はそれには答えず、JR西日本に対して英語の車内放送を確認して、「office」は使っていない、とのJR西日本からの返事を受けたというかたちで回答してきました。
  The next stop is Ootori. (次の停車は鳳です→次に止るのは鳳です)
は、確かに正しい英語で以前はこのような放送を流していました。次に、(実際に)流れる
  We will soon be making a brief stop at Ootori. (または、We will soon be stopping at Ootori.))
は問題のない表現です(この英文は未来進行形です。We will soon make~と未来形にすると、意志未来の意味にとられかねないので、単純未来を示すために未来進行形がよく使われます。)。
 ただ、国交省の鉄道局の回答の英語は英語がよくできる高校生なら、間違わないところ(注1で指摘した部分)を間違っています。
  We will soon be making at brief stop at Ootori.
の“at”が間違いです。
   We will soon be making a brief stop at Ootori.
が正しい英語です。“make at”は私にはあまり馴染みの無い表現ですが、“come at ~”は時々出てくる言い方で、
  The bear came at me. (その熊は私に向かってきた。=~襲いかかってきた)
というように使い、「(立ち)向かう、攻撃する、襲う」のような意味で使います。このcome at と同じような意味で、“make at ~”を使うことがあるようですが、“make at brief stop at Ootori”という言い回しは誤りです。“make a brief stop(短時間停車する)”という表現は可能であり、“make a brief visit(短時間訪問する)”などもよく使う表現です。
 いずれにしても、私に対する回答において、このような誤りをどうしてしたのでしょうか。単なるケアレスミスでしょうか。それとも、私の指摘を受けて、耳で英語放送を確認した時に聞き間違えたのでしょうか。

 国交省(国土交通ホットラインステーション)の回答では「鳳駅到着場面の英語放送で「office」という言葉は使用していない」となっていましたが、まだ、JR阪和線の関空快速の英語放送で、“office”を使っています。三国ヶ丘で関空快速に乗ると(2024年7月4日現在)、東岸和田駅に着く前に、「The next office Higashi-Kishiwada.」という英語放送が入りました。鳳駅を含めて他の駅では「The next office~」という英語放送は入りませんでしたが、まだ、「office」を使い続けていますし、抗議の意味もあり、また なぜ 鉄道の駅に対して「office」を使うことになったのか、その経緯、つまり、国交省の(だれか)の指示か、それとも英語車内放送を含めて英文作成時に使っている外国人のアドバイスによるものか、単に、JRの(日本人)担当職員の短慮(能力不足、勇み足)によるものかなど知りたいこともあり、このブログを書きました。
 このブログをご覧になっている方の中で、「office」についての情報をお持ちの方は私までご連絡いただければ幸いです。 (2024年7月5日記)


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