Hare's BAR

「待てば海路の日和あり」焦らず、あわてず、諦めず。

馬鹿な親

2010年03月16日 | Weblog
4月になれば娘が、この家を出て行く。

入学に先立って、明日から大学のバレー部合宿に参加のため1週間ほど家を離れる。

これまでも数々の遠征や合宿があったものの、家に戻ってくるということがわかっていたのでさほど気にもしていなかったが、これからはそうじゃない。

いよいよ、娘と過ごす時間が残り少なくなると思うと妙に淋しい。

特に、家で娘との会話があるわけじゃない。

むしろ、会話のない方が多い。

会話がなくてもいるだけでよかったことに今、気がついた。

家にいることが当たり前だったので、いない生活が想像できていない。

盛女入学のため、中学卒業後早々と親元から子供を手離すことを決断した親御さん達の切なく、心配な気持ちが今になって初めてわかったような気がする。

正直、かなり淋しい。

今、少しアルコールが入ってたり、お気にいりの"いきものがかり"の「YELL」を聞いていることもあって、余計そう思うのかもしれない。

娘に一人暮らしをさせる必要性をずっと考えてはきたが、いざその時が近づくと「もう少し後でも良かったんじゃないか」とか、「家から通える学校で良かったんじゃないか」とか今更ながら悩んでしまう。

まだまだ子離れができていないってことだろうか。

よそ様からみると”まだまだ甘い”と言われても、淋しいものは淋しいのだ。エ~ン

親ばかじゃなくて、馬鹿な親だと自分でも思っています。