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第10回 HCC信田さよ子公開講座『家族と国家は共謀する~サバイバルからレジスタンスへ』角川新書刊行記念 東畑開人さんとの対談 「なぜ信田さよ子を読めなかったのか」
*本セミナーはオンラインでの開催となります(生配信)。録画でご視聴いただくことはできませんのでご注意ください。
+++「HCC信田さよ子公開講座」について+++
このセミナーも10回目を迎えますが、このたび初めて対談を企画しました。お相手はバジー東畑こと東畑開人さんです。この呼び方は、私もずっと愛読している週刊文春に約1年間連載されたエッセー「心はつらいよ」で用いられた自称です。
最新著を出版した際には熱いレビューを書いていただきました。
私は信田さよ子を知らなかった『家族と国家は共謀する サバイバルからレジスタンスへ』 | カドブン (kadobun.jp)
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年の差なんと37歳の東畑さんですが、若手のホープであり、あり余る才能をお持ちで同業者(公認心理師・臨床心理士)のなかでは数少ない私の理解者だと思っています。今回は新著をめぐって、そしてカウンセリング・開業心理相談、さらには臨床心理学の未来までを見据えた幅広い内容について忌憚なく語る場にしたいと思っています。
これまでずっとご参加いただいている皆様も、新たに関心を抱かれた方々、そして専門家の皆様もぜひともご参加いただきたいと思います。(信田さよ子)
(なおこの対談に関しては株式会社KADOKAWAの協力を得ています)
+++東畑 開人 (トウハタ カイト)さんプロフィール+++
1983年生まれ。専門は、臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。沖縄の精神科クリニックでの勤務を経て、現在、十文字学園女子大学准教授。白金高輪カウンセリングルーム開業。博士(教育学)・臨床心理士。著書に『野の医者は笑う―心の治療とは何か』(誠信書房2015)『日本のありふれた心理療法―ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』(誠信書房2017)「居るのはつらいよ―ケアとセラピーについての覚書」(医学書院 2019)など。訳書にDavies『心理療法家の人類学―心の専門家はいかにして作られるのか』(誠信書房2018)。2019年、『居るのはつらいよ』で第19回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊国屋じんぶん大賞2020受賞。
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