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腸内細菌について

2024年12月15日 04時50分45秒 | マスコミが言わない健康情報
内海聡Xより転載
2024年12月10日


ーーー転載開始ーーー

腸内細菌は体にいいとか、善玉菌は体にいいとか、発酵食品は身体にいいなんて嘘がありますね。
もし単純に発酵食品だけが体にいいのなら、江戸時代以前の日本ではあれほど早くヒトが死んでいたのでしょうか?
とにかく日本人は何かにすがるのが好きなので、腸や菌をどうとらえたらいいかの基本を知りません。 

では腸内細菌がどうとか善玉菌を摂ると健康になるとか発酵食品を摂ると健康になるとかの、何が嘘なのでしょう。
これは生物体をよく観察すればわかることですし、腸が善玉菌だらけだと病気が増えるという研究がちゃんとあります。

さらにいえば「生きたまま腸に届く」などは最低の極みであり、それが大企業の商品であれマルチなどで売っているカプセル入りの菌製剤であれ、すべて体に悪いということになります。
本来口から入るビフィズス菌が生きたまま腸に届くわけありません。
胃酸で殆ど全部死にます。

 本来腸内細菌は腸内細菌は本来白血球などの糖鎖と相性の良い糖鎖を持った菌が定住するのですが、発酵食品などの乳酸菌は小腸上部でほとんどが死滅、腸管に到達するのは「少量の生菌だけであり大半は死菌である」ことこそが重要で、しかもそれが毎日入れ替わることが重要なのです。

腸管に到達した生菌は健康体であれば、殆どが排泄され定住はしません。
もっといえば腸内の菌に栄養を与えるといって果糖だ砂糖だ食物繊維を与えすぎることも危険なのです。

菌が育つから果糖や砂糖を菌に与え、菌は病気にならないから果糖や砂糖は害ではないというのも安直な嘘です。
これは単細胞生命体と多細胞生命体の区別が出来ていません。

ちなみに発酵するから安全で腐るから危険というのも嘘で、確かにそのまま食べれば危険ですが、腐ることは生物界ではむしろ多くなければいけないことです。
サバンナでも生物は腐ってばかりで腐ることこそこの世界では重要なのです。

 さすればどう考えればいいのでしょう。
結論的には実は簡単であり善玉菌は善ではなく悪玉菌は悪ではないこと、腸内細菌叢(フローラ)というのはその比率こそが重要であり、いかに多種な菌がいるかといかに悪い(と人間が思い込んでいる)菌がたくさんいるかが、健康への秘訣なのです。

人間が良いと思い込んでいる菌は植物性食品を好み、悪いと思い込んでいる菌は動物性食品を好みます。
菌がどうたら言う人は必ず肉が悪いとかいう嘘を言いますよね。

 食学がそう単純ではないように菌の科学もそんな単純ではありません。
これらを総合すると自分が食べている食材の比率(動物性が多いか植物性が多いか)を自分の菌層にあわせること、善玉より悪玉を多めに飼うことが重要なのです。

これを藤田紘一郎氏は「ちょい悪菌が健康を作る」と述べています。
だから発酵食品が健康につながるではなく発酵食品=善玉菌を摂ってもいいが、悪玉菌も同じかそれ以上にとるのがいいわけです。

逆に善玉がもちろん悪いわけではなくこれこそバランスであり、ひたすら悪玉だけになっている人は善玉を多めに一時的に摂る必要があります。

発酵食品が悪なのではなく善なのでもなく、必要かどうかの見定めが第一であり、次には発酵食品を摂るのと同時に悪玉菌を養う食べ方や悪玉菌自体を取り入れることが並行して必要なのです。

でも世の中では発酵食品を摂れば健康になれるという嘘、万能酵母菌という嘘しか流行っていません。
だいたいちょっとでも考える頭があれば、一方の菌であるに過ぎないものを「万能」であるなどと表現するなど、恥ずかしくてとてもできない事です。
皮肉なだけならいいのですがね。



ーーー転載終了ーーー

 


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