健康宅配便より転載
2013-06-04
2013-06-04
ーーー転載開始ーーー
そもそも牛乳は、子牛が飲むものです。
なぜ、人間が飲まなければならないのでしょうか?
たしかに、カルシウムが豊富で、骨粗鬆症の予防に
効果があると言わたり、健康的なイメージが強い
ですが・・・
動物のお乳は、子の成長のために必要な成分が
豊富です。
中でも、「インスリン様成長因子」(IGF-1)という
ホルモンが大量に含まれています。
IGF-1は、成長のために細胞分裂や増殖を
加速させる働きを持っています。
これが、クセモノなのです。
細胞分裂は、DNAの複製によって行われます。
つまり、コピーですね。
細胞分裂を加速させるということは、
コピーを高速かつ大量に行うことを意味します。
普段私たちが使っているコピー機でも
(特に古く劣化してくると)、コピーエラーが
生じやすくなります。
同じ理屈です。
DNAの複製コピーを高速大量に行えば、
エラーが生じやすくなります。
このエラーによってできた細胞が
「がん細胞」です。
ですから、牛乳を飲むということは、
この「がん細胞」をつくる確率を高めて
いることになるのです。
とはいえ、通常私たちの体は、一日数千個の
「がん細胞」ができていると言われ、この異常
な細胞を体内の免疫システムによって駆逐し、
健常を維持しています。
それがゆえ、お乳を大量に飲む子供は
免疫力が強く、「がん」にはかかりにくいわけです。
ところが、年とともに劣化してくる大人の私たちは、
この免疫力も弱まってきます。
同時に細胞分裂も弱まったり、細胞自体が死滅し
ますので、エラーも減るはずですが・・・
そこへ成長因子を取り込むということは、
再び細胞分裂を活性化させ、エラーを生じやすく
させることになります。
しかも、免疫力も衰えているわけですから、
日々駆逐できる能力も弱まり、
いよいよ「がん細胞」が成長していくことを
許してしまうのです。
特に、牛乳の摂取と乳がんや前立腺がんとは
有意な相関関係にあると言われています。
それ以外でも、牛乳は、アトピーやアレルギー
の原因ともなっています。
さらに、牛乳の摂取量が多い北欧では、
骨粗鬆症(逆説ですが)や心筋梗塞が多いと
言われてます。
近年では、「2歳以上の子供に牛乳を飲ませて
はいけない」という育児書も出てきています。
ということで、“牛乳神話”は、日本の場合、
戦後の学校給食普及のための国策であり、
背後には欧米食に変えさせようとする(=
自国の食品の輸出のため)欧米の食糧
戦略だったわけです。
それまで牛乳を飲む習慣のなかった日本人は、
その代償として、アトピーやアレルギー、そして
「がん」に冒されやすくなったのです・・・。
ーーー転載終了ーーー