内海聡FBより転載
2022.12.15
ーーー転載開始ーーー
わたしは知人の救急専門医にこのことを聞いてみたことがある。
彼は輸血全否定とまではいかなかったが、現行の厚生労働省などが策定した輸血マニュアルでは、むしろ失血している救急患者は悪くなることを教えてくれた。
救急の世界できちんと勉強したものであれば、救急時はむしろ血が薄い方が人体への弊害が少なく、蘇生率や治癒率が高いというのだ。
そしてその輸血すべきかどうかの境目は永遠の議題だが、現行の基準は高すぎてお話にならないというのだ。
純粋に医学的な見地から判断し、輸血を避けて代用液を使用して成功している例が、外国では多数報告されている。
ベ-リ-博士は、「出血による赤血球の激減は、生命をおびやかすものではなく、代用液のほうが血しょうや血液そのものの輸血より実際に有効である。」と述べる。
A・J・シャドマン博士は、「私は二万例以上の外科手術を行ってきたが、輸血をほどこしたことは一度もない。私は普通の食塩水を多く飲ましただけである。その方がいっそう良く、また安全である。血を失ったどんな症例にもこれを使ってきたが、死亡例は一つもなかった。チョークのように血の気が失せ、石のように冷たくなっても患者は生きのびてきた」と報告している。
このように、輸血を代用液にかえて成功した例はいくらでもある。
なのに危険きわまりない輸血が、あたりまえのように行われている。
それは二リットルの血液を失えば、二リットルの血液を補充しなければならないという、間違った機械的な医学を信じているからである。
<医学不要論より抜粋>
ーーー転載終了ーーー