愛詩tel by shig

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ファミレスの輪切りにしたゆで玉子の直径はどうしてみな同じなのか?

2022年01月22日 05時40分30秒 | 食にまつわる話
2014年03月04日


店の作業性のために予め食品添加物で金太郎飴状に作り直す


普通の卵を使用

■調理に手を抜き儲け論理のために不要な食品添加物が使われる
ファミレスの料理やサラダ、あるいはオードブル・外食弁当のゆで玉子~スライスエッグの直径は、どういう訳か皆同じなのです。
隣のテーブルの人と大きさが違うと、文句が出るからではありません(笑)。
ここにも想像もし得ない、“たまごのカラクリ”があります。

「ロングエッグ」と呼ばれるものです。
玉子加工業者が予め黄身と白身に分けて、長さ数十cmのまさしく金太郎飴状態~ソーセージ形に作り変えるのです。
ファミレスなどではこれを仕入れておき、注文が入り次第、冷蔵庫から取り出しソーセージや竹輪の感覚で輪切りにすれば、調理が簡単だからです。
そのため、どこでも径はピッタリ同じです。
ファミレスに限らず、チェーン店・コンビニなど業務用のゆで玉子はこのような製品なのです。

キューピーなどの大手食品会社が、レストランや飲食店向けの業務用冷凍加工品を納めています。
半熟風スライスたまごと言い、解凍しただけで輪切りの半熟玉子のようになる製品です。
またハーフたまごと称し、卵を縦に2つに切った形状の半熟たまごの製品も作っています。
どちらも、普通の卵をそのまま冷凍にしたものではないのです。

これは私達の健康よりも、店側の作業性や儲けを優先した証拠品なのです。
なぜなら卵を黄身と白身とに分けて食品添加物で固め直すので、本来“不要”な保存料や酸化防止剤・その他大量に食品添加物を使うのです。
本物のゆで玉子なら、ゆでればいいだけであって、何も発ガン性やアレルギーが指摘される食品添加物の“白い粉”を大量に使わなくてもいいと思いますが!

■温泉たまごも玉子加工業者がオートメ機械製造で大量生産する
最近は「温泉たまご」がスーパー・コンビニ・外食の至る所で食べられ、温泉旅行の楽しみが減ってしまいました。
需要は年間数千万個もあるので、温泉場の微妙な湯加減で作っているのではありません。
玉子加工業者が、「遠赤外線温泉たまご製造装置」という大型機械を稼動させて、オートメ化して大量に作るのです。
あるいは前述のキューピー社が、解凍しただけで温泉たまご(ポーチドエッグ)になる、殻なしの業務用製品を飲食店に入れています。

現地の温泉はこの手の玉子を仕入れるだけなので、温泉の情緒や雰囲気もあったものではないのです。
またファミレスや有名厚焼き玉子店の卵は、一々殻を割って作っていません。
中国や米国産の卵、それも2年前の冷凍液卵を輸入したものです。
冷凍液卵を戻し、店は一斗缶(約18リットル)から黄身・白身が混ざった卵をすくって調理します。

不衛生・不健全な卵を、皆様は知らずに食べているのです。
玉子食品の作り方に、憤りを感じます。
子供には、こんな玉子を食べさせてはいけません。
できるだけ外食を避け、家の食事にすることです。

ーーー転載終了ーーー

 


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