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【がんが急増】ラウンドアップ(除草剤)漬けの遺伝子組み換え作物を食べたいか?

2019年09月10日 12時45分07秒 | 農薬

新発見。BLOGより転載

ラウンドアップ(除草剤)漬けの遺伝子組み換え作物を食べたいか?

http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/421336191.html



本物の自然作物は、有機土壌で育ち、虫食いや雑草などと共に成長し、自然に生きて(成長して)いきます。
昔、農薬(除草剤)というものがなかった時代、人間は厳しい自然環境で育った強い作物の生命を頂くことに感謝し、生きていくため健康の維持のためにこれらの作物の手入れをしていました。


人口増加と大量消費、飽食時代、こうした自然農業や栽培では生産が間に合わず、人は新たな大量生産の術を追求します。牛や豚、鶏などの家畜動物だけではなく、穀物、野菜の分野でも効率的な大量生産が始まります。


そこで登場したのが「遺伝子組み換え作物」と「除草剤」です。
モンサント社は、広大な農地の手入れに無駄な除草作業などを行わず、
あらゆる植物の成長をストップさせ枯らしてしまう毒性の強い農薬(除草剤)と、それに枯れずに耐えうる遺伝子組み換えした作物(大豆)の開発、販売によって大量の作物生産を行っています。

モンサント社は、こうした研究、開発、販売手法により世界の遺伝子組み換え市場をリードしています。

モンサント社の売上をけん引する一つがラウンドアップという除草剤です。
モンサント社はこのラウンドアップとラウンドアップに耐えられる(枯れない)遺伝子組み換え作物をセットで農家に販売をして儲けています。



ラウンドアップ(除草剤)の人体への影響は?


米モンサント開発の除草剤に発がん性の恐れ 

世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン、IARC)は23日までに、米モンサントが開発した除草剤「グリホサート」に発がん性の恐れがあるとする報告書を公表した。

グリホサートは「ラウンドアップ」の商品名で知られる除草剤の主成分。日本を含む多くの国で使われている一方、安全性を懸念する声も強い。

IARCは、人での発がん性を示す証拠は限られているものの、動物実験や薬理作用などの研究結果に基づいて判断したと説明。5段階分類で上から2番目にリスクが高く「人に対する発がん性が恐らくある」ことを示す「2A」にグリホサートを位置付けた。

報告についてモンサントは「グリホサートは人の健康に安全だ」と反論している。

**********(引用終了)



雑草をあっという間に枯れ葉にして死滅させる除草剤がついた食べ物を人間が食べることにリスクが懸念されても即中止になることはなく、「大丈夫です。
これくらいの量を摂取しても(ただちに)人体に影響は出ませんので。」としようとする世の中が狂っているとしか思えません。


また、それに何も疑問を感じず国や専門機関が言っているからと安易に信じて安心する多くの消費者側にも大きな問題があると言わざるを得ません。

なぜそういうことがまかり通るのか。
単純なことで
企業や政府は、巨大ドル箱市場のビジネスで大変なお金儲けができるからで人体の影響などは全く気にしておらず、むしろ何とか健康に影響のないことを消費者に訴えられる材料(=煙に巻くことだけ)を追求しているだけにすぎないからです。

Dr. ジェフ・リターマン氏は、TruthOut.comでこう記しています。

❝除草剤によって脊椎動物の出生障害の原因につながることが証明されています。それは人間も含まれています。また、致命的な腎臓病の蔓延を引き起こす原因にもなっています。❞

❝この調査研究が多くなっていくほど除草剤とがんとの関連付けがされているのです…。❞

また、ジェフ氏は、1億2500万エーカーの広大な大豆生産エリアを持つラテンアメリカでは、がんが急増していることに警鐘を鳴らしています。それらの大部分の地域は遺伝子組み換え(GM)作物に大量の除草剤をまいているのです。

❝ これら大量の殺虫剤を使うことがなかった以前にはがんの急増はなかった。❞

と環境衛生分野の専門で小児科医のDr. Medardo Avila Vazquez氏はこのようにコメントしています。

2010年、アルゼンチン・サンタフェの大豆生産地域に住む65,000人からの調査データで過去15年でがん発生率が急上昇していることが別の医師によって明らかになりました。

この地域では、肺がん、前立腺がん、乳がん発生率が、国際平均と比べて2~4倍になったことが分かったのです。

また、リターマン氏によると、研究の結果、ラテンアメリカ、アメリカ、ヨーロッパに渡りモンサント社のラウンドアップの使用拡大によって脳出血やリンパ腫など重大な病気が関連することがわかってきているそうです。

モンサント社の遺伝子組み換え作物とセット販売でラウンドアップの使用することをガイドライン化する強引な販売商法により、農家やその近辺の住民に深刻な健康被害が起こっているのです。

また、そうした猛毒成分「グリホサート」がついた遺伝子組み換え農作物が大量に生産、出荷され消費者に運ばれていくのです。

こうした問題もモンサントは「グリホサートは人の健康に安全だ」と反論しています。本当の優良企業というのは消費者が安心して信頼される商品、サービスを提供する会社です。

きっとこうしたラテンアメリカの実情も「直接的な因果関係が証明できていない」という決まり文句でネガティブな世論を押さえ込んでしまうのでしょう。

こういう実態を知ると世界各国でモンサント社、遺伝子組み換え(GM)反対のデモがおきている理由がわかってきますね。


(参考:Large Cross-Section of Studies the World Over Link Monsanto’s Roundup to Cancer Epidemic

ーーー以上転載ーーー

ラウンドアップ(グリホサート )については、こちらの記事も是非ご覧ください
(2019.5.23 長周新聞)

世界中が禁止するラウンドアップ 余剰分が日本市場で溢れかえる

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/11791

 


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