食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2016年06月15日
ファストフード店のシェイクは牛乳や卵を使わず植物油脂やガムシロップを多用
https://blog.goo.ne.jp/galaxy-karakuri/e/0929e765cb2f363c1afc0d472897021e
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シェイクは本来の原材料が入っておらず似て非なるニセモノ乳製品の代表
■サラダ油と食品添加物で作られているコーヒーフレッシュの応用がシェイク
ファストフード店の「シェイク」は、美味しそうに見えます。
シェイクの正式名は、「アメリカンミルクセーキ」です。
本来の製品は、牛乳・卵黄・バニラ・砂糖を凍らせながら攪拌して作ります。
しかしファストフード店のシェイクは、たっぷり牛乳を使っているように思わせ、コストの関係から実際の中身は、植物油脂や脱脂粉乳・乳化剤、香料・ガムシロップなどに置き換えられています。
酷い店では、牛乳や卵も使われていないのです。
このようにシェイクは、ニセモノ乳製品の代表です。
さらには数々の食品添加物が入れられ、本来品とは似て非なるものなので騙されないようにしましょう。
シェイクで植物油脂が使われるのは、コーヒーフレッシュと同じ原理です。
コーヒーフレッシュは、ほとんどの方が牛乳から作られていると思っています。
とんでもない間違いで、言わばサラダ油に乳化剤や香料を混ぜただけです。
あの小さな容器(ポーション)の中は、サラダ油で一杯なのです。
ぜひこの際、ご認識を改めて下さい。
製品によっては牛乳に見せ掛けるために、わざとほんの少々牛乳を入れています。
こんなコーヒーフレッシュの応用が、シェイクなのです。
■若い女性や子供さんはシェイクが好きでもこんな酷い成分なのですよ!
あるファストフード店の、ストロベリーシェイクの中身(原材料)です。・植物油脂 ・砂糖 ・乳脂肪(脱脂乳) ・スイートホエー(乳清~乳脂肪の代用→ヨーグルトの固まらない液体) ・高果糖コーンシロップ ・グアルゴム(増粘剤) ・グリセリン(乳化剤) ・リン酸ナトリウム(pH調整剤) ・カラギナン(増粘剤) ・クエン酸(酸味料) ・赤色40号(着色料) ・香料です。
乳化剤は油脂と水分を混じりやすくする、増粘剤はとろみを付けるためです。
これほどの食品添加物の多さと、危険度5ランクのうち上位の4・3ランクの成分が使われています。
また全体量の2割が植物油脂と糖分でできているので、高カロリーです。
販売者は儲けるためとはいえ、若い方や子供が多く食すことを知りながら、よくこんな酷い成分を入れるなと思いますね。
若い女性や子供さんはシェイクが好きですが、中身(食品添加物の危険度と高カロリー)を知って、やめたほうがよいと思います。
ニセ乳製品は先程のコーヒーフレッシュの他にも、ホイップクリーム・インスタントポタージュなどまだまだ存在します。
ところで最近のニュースで米国スターバックス社は、「アイスコーヒーは氷ばかりでコーヒーの量が少ない」とある消費者から訴えられています。
それどころか顧みれば日本の食品や外食・加工食品は、本来の原材料を使わずフェイク品ばかりです。
日本人もどなたか、「本物の原材料を使っていない!」と訴えたらいかがでしょうか?
勝訴すれば個人のみならず、日本人全体の健康アップに貢献できます。
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