食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2019年03月29日
ーーー転載開始ーーー
化学調味料不使用の表示でも「たんぱく加水分解物」が代行している
このROUNDの冒頭で、「化学調味料を国民1人当たり年間約800gも摂っている」と申し上げました。
このROUNDの冒頭で、「化学調味料を国民1人当たり年間約800gも摂っている」と申し上げました。
そんなに摂っているの?と実感が湧かない方もいると思います。
そこで、できるだけ踏み込んで、多くの化学調味料が使われている製品の種類を挙げてみましょう。
調味料やスープの素はお分かり頂けても、思いがけないほど、あらゆる食品に化学調味料が使われています。
率直な話、化学調味料から逃れられないでしょう。
でも下記の通り、添加されている食品の傾向をつかめば、摂取を減らすことはできます。
■化学調味料が多い食品 飽くまでも一例です
▽コンビニ食・中食 おにぎり・寿司・サンドイッチ・から揚げ・惣菜
▽加工食品 餃子・チキンナゲット・その他全般
▽飲料水 スポーツドリンク・栄養ドリンク・ペットボトル緑茶・緑茶のティーバック
▽調味料 麺つゆ・出汁入り味噌・赤出汁味噌・マヨネーズ・ドレッシング・寿司酢・ポン酢・ソース
・醤油加工品・コンソメ
▽ルウ・ダレ カレーやシチューのルウ・焼肉のたれ
▽料理の素 鍋の素・各種スープの素・マーボー豆腐やチンジャオロースの素・ミートソース・浅漬けの素
▽塩蔵品 鱈子・辛子明太子・塩鮭・ベーコン・ハム
▽加工魚 締め鯖・サーモン・鮭ほぐし身・鰻かば焼き・みりん漬け・西京漬け
▽練り製品 かまぼこ・はんぺん・ちくわ・さつま揚げ・ソーセージ
▽漬け物乾物 漬け物・梅干し・佃煮・くん製・味付け海苔・ふりかけ・昆布茶
▽缶・びん詰め シーチキン・鯖の水煮や味噌煮缶・惣菜缶詰やびん詰め
▽菓子類 せんべい・ポテトチップ・みたらし団子・ピーナッツ
▽その他 インスタントラーメン・レトルト食品・冷凍調理品・インスタント味噌汁
「化学調味料不使用」と書かれていても、ほぼ同等の効果を表す「たんぱく加水分解物」が使われていることが多いのです。
■化学調味料が多い食品 飽くまでも一例です
▽コンビニ食・中食 おにぎり・寿司・サンドイッチ・から揚げ・惣菜
▽加工食品 餃子・チキンナゲット・その他全般
▽飲料水 スポーツドリンク・栄養ドリンク・ペットボトル緑茶・緑茶のティーバック
▽調味料 麺つゆ・出汁入り味噌・赤出汁味噌・マヨネーズ・ドレッシング・寿司酢・ポン酢・ソース
・醤油加工品・コンソメ
▽ルウ・ダレ カレーやシチューのルウ・焼肉のたれ
▽料理の素 鍋の素・各種スープの素・マーボー豆腐やチンジャオロースの素・ミートソース・浅漬けの素
▽塩蔵品 鱈子・辛子明太子・塩鮭・ベーコン・ハム
▽加工魚 締め鯖・サーモン・鮭ほぐし身・鰻かば焼き・みりん漬け・西京漬け
▽練り製品 かまぼこ・はんぺん・ちくわ・さつま揚げ・ソーセージ
▽漬け物乾物 漬け物・梅干し・佃煮・くん製・味付け海苔・ふりかけ・昆布茶
▽缶・びん詰め シーチキン・鯖の水煮や味噌煮缶・惣菜缶詰やびん詰め
▽菓子類 せんべい・ポテトチップ・みたらし団子・ピーナッツ
▽その他 インスタントラーメン・レトルト食品・冷凍調理品・インスタント味噌汁
「化学調味料不使用」と書かれていても、ほぼ同等の効果を表す「たんぱく加水分解物」が使われていることが多いのです。
たんぱく加水分解物とは、小麦・魚・くず肉のたんぱくや脱脂大豆を、塩酸で加水分解して作られた化学的な調味料です。
化学調味料と同じように、加工品のうま味をプラスするために使われます。
たんぱく質を構成するアミノ酸が化学変化を起こして、天然には存在しない様々な物質を生成します。
遺伝子に突然変異を起こす副産物ができることが分かっています。
化学調味料は嫌われるため、こうした裏ワザを使っているのです。
必ず容器の後ろ側の表示を確認しましょう。
「化学調味料不使用」の表示には、騙されないこと!
ーーー転載終了ーーー