健康宅配便より転載
2013-07-07
2013-07-07
ーーー転載開始ーーー
健康食品やサプリメントには欠かせない
ビタミン群。
体ではつくられないため日頃から摂取する
ことで、健康の維持増進が図られます。
ざっとビタミン群の働きを挙げておきますと・・・
〔水溶性ビタミン〕
・ビタミンB2 …脂質・タンパク質代謝の補酵素
・ナイアシン …糖質・脂質・タンパク質代謝
・ビタミンB6 …神経伝達物質の合成
・ビタミンC …免疫機能増強、血中コレステロール低下
〔脂溶性ビタミン〕
・ビタミンA …暗順応、細胞の成長や分化
・ビタミンD …カルシウムやリンの代謝調節
・ビタミンE …抗酸化作用、免疫増強
・ビタミンK …血液凝固、骨形成
と、いいことづくめですが、
よくビタミンは摂りすぎても、体外に排出されるから
安心と言われてますが、実はそうでもないのです。
ビタミンは摂りすぎると、
病気になります!

各ビタミンを摂りすぎた場合、以下のような
疾患を生じる場合があります。
〔ビタミンA〕
吐き気や頭痛、肝障害などを起こす。重症になると
全身の皮膚がはがれ、回復には20~30日を要する。
ビタミンAは肝臓に多く含まれるため、サメ、マグロなど
の大型魚の肝臓は食べないように注意を促している。
ハタ科のイシナギは有毒種として食用禁止に指定され
ているほど危険。
〔ビタミンD〕
魚介類や干ししいたけに多く含まれ、少量でも作用し、
体内のカルシウムが高濃度になり、高カルシウム血症
や腎障害を引き起こす。
高カルシウム血症は、軽症のうちは吐き気や全身の
倦怠感、重症化すると、脳機能に障害が生じ、幻覚や
混乱、意識障害や昏睡を引き起こす。
〔ビタミンB2/B6〕
滋養強壮ドリンク剤に多く使用され、かゆみやしびれ、
神経や知覚障害の恐れ。
〔ビタミンK]
吐き気、貧血、メトヘモグロビン血症など
いかがですか。
もともと体内でつくられないということは、
ビタミンは必要最小限あればよい補助的な
ものであって、むしろ、摂りすぎると、
その弊害が大きいから体内ではつくらない
といった方がよいかもしれません。
わずかな量でも作用の大きいビタミンは、
それがゆえ、必要量を超えると健康を害する
ものが多いものです。
わずか10万分の5gを超えただけでも、
深刻なダメージを与えるビタミンさえあるのです。
健康志向も良いですが、健康のために
過剰な摂取し、病気になっては
本末転倒と言えるでしょう・・・。
ーーー転載終了ーーー