養生LABOより転載
2016/7/31
ーーー転載開始ーーー
がんを倒すっていう考えが根本的に間違っている
http://youjo-labo.com/defeat-cancer-4275.html
予防医学の重要性を説き続ける医学博士・脳神経外科専門医「田中佳先生」にお話を伺っています。
がんは何らかの役割を担って存在しているんです。
がんにならざるを得なかった理由はなにか。
もしかすると、本当はなりたくなかったのかもしれない。
がんの能力を見てみると、とてつもなくて、抗がん剤がくると次にどんな抗がん剤がきても受け入れませんというバリアが張れるんです。
解毒装置を膜表面に設置するんです。
テロリストが1人入って来たら、ありとあらゆるテロリストを防御できるシステムを持つみたいになる訳ですよね。
どんな抗がん剤にも対応できるシステムを持っている。
だから、もしやるなら一発です。
二発目、三発目は効果は期待できないですからね。
1クール目でやれば、休薬中に多分バリアが作られているだろうから、2クール目は効果を出せないだろうなと。
もし死滅させたとしても、沈黙の後に一気に増殖するのをけっこう経験しているんです。
我々はこれを怒ったと表現しているんですね。
「ガンが怒った!」
怒らせないにはどうすればいいか?
これは刺激しないことなんです。
手術、放射線、抗がん剤だとか何かでやってしまうと怒る。
攻撃を仕掛ければ防御してきます。
まあ、当たり前ですよね。
だから手術するときは、がん細胞に気づかないように根こそぎとらないとだめなんです。
今いる部屋を移動するのに大揺れしたり、壁が壊れたらやばいと思いますよね。
でも、半径50mがゴッソリ移動していたら、「なんか、揺れたね」くらいで済むみたいな感じかなと。
だから部分摘出なんかは怒らせるだけだろと思います。
がんを叩くということは危険なことだろうと思えるわけです。
がんの能力
ーーーそれでも抗がん剤は打つんですか?
マニュアルですからね。
医者は疑いませんし、マニュアル通りに行動しないと自分の身が危なくなります。