2011/05/02
ーーー転載開始ーーー
塩ビ系とポリエチレン系
お店で販売している食品包装用ラップには「サランラップ」「ニュークレラップ」などがあります。
たくさんの種類があり買うときにも迷ってしまいます。
ラップは、そもそも食品を加熱したり、冷蔵庫などで保存するときに使用します。
スーパーやコンビニの店頭に並ぶ総菜はラップで密封されているものが多いです。
このように家庭でもお店でもラップは欠かせない商品となって活躍しています。
そのラップを購入するときに値段だけで選ぶのではなくラップの原材料に注目することが大切です。
ラップの原材料は、化学物質がたくさん使含まれています。
ラップの原材料は、化学物質がたくさん使含まれています。
原材料のところに記載がありますが、「塩ビ系」「ポリエチレン系」に分かれます。
ダイオキシンの発生で問題になって騒がれたのは、塩ビ系のラップですが、ラップの場合に問題になるのは、材質だけでなく耐熱性をあげて、軟らかく使いやすくるめに、安定剤、可塑剤、防かび剤などの添加物が使われているのです。
ラップの箱の裏には2~3種類の添加物名しか記載されていませんが、実際にはそれより多くの添加物が使用されているようです。
ラップの箱の裏には2~3種類の添加物名しか記載されていませんが、実際にはそれより多くの添加物が使用されているようです。
ダイオキシンを発生させないポリエチレン製
塩ビ系のラップの多くは、アジピン酸エステルなどを柔軟剤として使用しており、この物質の安全性は確認されていません。
家庭用のラップは品質表示が義務づけられていますが、柔軟剤として「脂肪酸誘導体」などという記載はありません。これでは一般の人には危険度がわかりません。
また、塩ビ系のラップには、フタル酸エステル類などが添加されているようです。
家庭用のラップは品質表示が義務づけられていますが、柔軟剤として「脂肪酸誘導体」などという記載はありません。これでは一般の人には危険度がわかりません。
また、塩ビ系のラップには、フタル酸エステル類などが添加されているようです。
これらは、エストロゲン作用(女性ホルモン様作用)があります。
ラップを加熱することによりこれらの環境ホルモン物質が溶出する可能性は否定できません。
そこでラップを購入する際には、はっきりと品質表示がされていて、比較手安全で燃焼時にダイオキシンの出ないポリエチレン製のものを選ぶようにします。
よく粗品などでラップが配れるケースがありますが、そういったラップは塩ビ系のラップと思って間違いありません。
冷蔵庫で使用する場合などの加熱しない用途で使うのであれば塩ビ系でもかまいません。
冷蔵庫で使用する場合などの加熱しない用途で使うのであれば塩ビ系でもかまいません。
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