健康宅配便より転載
2013-08-31
ーーー転載開始ーーー
ここまでいろいろな食品添加物が登場してきましたが、
各添加物にスポットをあてて、アトランダムにご紹介
していこうと思います。
題して、「恐怖の添加物シリーズ」
今回とご紹介するのは・・・
【BHA】(ブチルヒドロキシアニソール)
【BHT】(ブチルヒドロキシアニソール)
です。
え? あまり聞かない?
酸化防止剤といえば、早いでしょうか。
つまり、いろんな食品で使われているわけです。
ざっと挙げておきますと、
油脂、バター、魚介乾製品、魚介冷凍品、
鯨冷凍品、魚介乾製品、魚介塩蔵品、
チューインガム、乾燥裏ごしいも・・・等々
問題は、ここからです。
まず、「BHT」ですが、石油製品の安定剤としても
広く使用されいて、代表的なのが、ご存じ、
カップ麺のカップ容器。
この容器から、BHTが溶け出し、麺に移るという
問題が指摘されています。
BHAもBHTも、化学構造が生体物質と非常に似て
いるため、体内に取り込まれやすい特性をもっています。
つまり、「環境ホルモン」であることが確認されています。
BHA、BHTが食品にごく微量でも残留していれば、
「細胞疾患」の危険性があります。
BHTをつかった動物実験では、脱毛・無眼症が
報告されています。
また、米国での実験報告は、膀胱ガンや甲状腺ガン
を誘発する恐れがあるといいます。
実際、イギリスの小児病院などでは、
人を暴れさせる作用があるものとして、
食事から抜くよう指導しているようです。
このような危険物ですから、日本の厚生労働省は、
使用禁止にしようとしましたが、欧米からの圧力に
より断念した経緯があります。
欧米は、BHAが食品添加物として大量に使用されて
いるため、もし日本で使用禁止になると、それらの
国の消費者に不安と混乱を生じさせること。
そして、BHA を添加した食品が日本に輸出する
ことができなくなるというのが、その真意のようです。
こんな横暴な理屈がまかり通っているのが、
世界の食品業界と政治的なパワーバランスの世界
だということです。
後は、消費者が賢明に判断するしかありません・・・
ーーー転載終了ーーー