食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2019年03月18日
毎日大きなペットボトル1本分の水をこまめに分けて飲みましょう
https://blog.goo.ne.jp/galaxy-karakuri/e/022040568b5be29e4ddd997717402499
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1日1,200mlの水をコップ1杯ずつ8回に分けて飲むように
■熱中症対策のように喉が渇く前に意識的・定期的に補水すること
毎日、2,500mlの水分が身体から出ていきます。
尿として1,400mlが排出され、汗が600ml、呼吸から400ml、大便で100mlです。
しかし補充すべき毎日2.5リットルの水は、飲めないと早合点しないで下さい。
食事(食品)から、知らず知らずのうちに1,000mlが摂れます。
また体内で合成される分があり、300mlが作られます。
差し引き分・毎日最低限、1,200mlの水が必要になってきます。
この量を飲まないと、“水不足”に陥ります。
どうやって飲むか?工夫次第で効果が出る、あるいは逆効果になる場合があります。
正しい飲み方は、コップ1杯(150ml)ずつ8回に分けて飲むことです。
①朝の目覚め ②朝食後 ③職場で10時頃 ④昼食後 ⑤午後3時頃 ⑥夕食後 ⑦入浴後 ⑧そして最後は寝る前の1杯で、計8回・1,200mlの補給です。
仕事の関係でこの通りの摂り方は無理でも、こうしたことを知って、こまめに摂ることが大事なのです。
お風呂の湯と同じく、減った分だけすぐ足してあげるのです。
暑い時などは、喉が渇いた時では遅いのです。
TVで見るマラソン選手の給水や熱中症対策のように、喉が渇く前に意識的・定期的に補給することです。
1日少しずつ8回の給水が、健康の秘訣です。
■水の一気飲みや水代わりのビールでは水分補給に逆効果
敢えて、悪い飲み方・逆効果の飲み方を説明します。
朝一で、ペットボトルをグイグイ飲む(そもそも水は一遍に飲めないが)、夕方に水代わりのビールを何杯も飲むことはNGです。
水を一気に大量に飲めば汗が噴き出して、体温低下・ミネラル分を排出させてしまい、結局、腎臓に負担ばかりを掛けてしまいます。
1日に必要な1,200mlのうち、ビールや酒の数値はカウントしてはいけません、残念でした(笑)。
アルコールは、却って脱水症状を起こすから逆効果です。
アルコール類は、飲んだ量のプラス10%の利尿作用があると言われます。
例えばビール1,000mlを飲むと、尿は1,100ml出て、100mlの脱水状態になるのです。
体内の水分は微妙で、たった1%減っただけで喉が渇くそうです。
我慢していると脱水症状になり、体温が上昇してきます。
15~20%も水分が減ると、死亡する恐れがあります。
暑い夏や炎天下のスポーツをする時だけでなく、常に毎日小分けに8回・計1,200mlを摂る心掛けが必要なのです。
防災と同様に、水も“事前”の対策が必要です。
ご案内 腎臓病などの方は、水分摂取量は医師とご相談下さい。
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