1.食品のカラクリシリーズ16 中国野菜1/野菜
食品輸入業者や評論家が安全と言っても中国野菜は食べないように
土壌汚染や農薬管理が希薄な国の食品を食べてはいけないのです
■中国農家の半分から残留農薬検出や違法農業
今や多くの人に、「中国野菜」や中国から輸入された加工食品の危険性が知れ渡っています。
2回に渡り、中国野菜の不気味な実態に触れてみます。
かなり前から、中国食品全般からパラチオンという猛毒、冷凍ほうれんそうなどから大腸菌が発見されています。
中国政府の指導も、農民の数が日本とは桁違いのため、農薬使用や急激な経済発展による土壌汚染の改善は一向に徹底されません。
そもそも農民自体の安全の認識も薄く、また危険を知っていても生活や儲けのために無視して販売しているのが実態です。
TVや新聞報道では、日本の管理者が現地へ指導に行っているから安心だとしています。
しかし全体でみればごく一部であって、現に中国農民の農薬事故死や買った中国市民の死亡が多発しています。
中国政府が発表したデータですら、農家の約半分から残留農薬や違法な農業が指摘されるなど異常な数です。
北京や上海では、残留農薬を落とす野菜洗い専用の合成洗剤が売られていることを見ても、状況がよく分かります。
従って、中国政府・日本政府・輸入販売者・食品評論家が何と言おうと、自らの姿勢で中国野菜は避けるべきなのです。
■今だけ中国食品や冷凍食品をやめても意味がない
不況の日本と中国では、逆転現象が起きています。
しかし日本国民は危険だと分かっていても(中にはそれすら感じず)、平気で安い中国産を食べているのです。
普通は、ある程度農薬基準を超えたからと言って、1回食べただけで病気になったり体調不良にはなりません。
長年食べて続けた結果として、ガンや病気を発症する訳です。
一生をかけての、“総量規制”が必要なのです。
中国食品の大きな事件が起こる度に、加工食品や冷凍食品をやめても全く意味がありません。
このまま一生、食べない気でなければ、自分自身の健康は守れないのです。
今や中国に頼らなければ、食生活は成り立たないと政府筋や評論家は言います。
実際に、加工食品どころか外食産業は中国野菜ばかりです。
生活は厳しくても自分達や少なくとも子供には、できるだけ中国食品に頼らない質の良い食事をさせたいものです。
中国野菜を食べないことは、加工食品を減らす・外食を減らすなど、健康な食事をする姿勢を示すことと同義語(同意語)です。
この際、長い年月は掛かっても安全で安心して食べられる国産品の普及が望まれます。
2.食品のカラクリシリーズ17 中国野菜2/野菜
私達は中国野菜とは知らないまま食べている
業者は儲けのために黙って外食や加工食品に大量流入させる
中国野菜の存在が分かりにくい外食産業・加工食品などに集中化
前号で、「中国野菜」の農薬の酷さや農薬管理がノーコントロールだということが分かりました。
そのため賢い消費者が中国野菜を避けることから、コストが安いことも含めて
意図的に飲食店、ファミレス、コンビニ、弁当チェーンなどの外食産業や加工食品・出来合い惣菜に、大多数の中国野菜が流れているのです。
■中国を排斥しているのではなく危険食品の排斥です
全ての中国食品の輸入は 500万トン(2006年)あっても、検疫官はたった300人台です。
有害物質が検出されても、その時は既に私達のお腹の中に入っている始末です。
毒入り餃子事件以前は、冷凍食品は年間1人当り20kg以上食しているにも関わらず、農薬は検査すらされていない我が国のお粗末さだったのです。
4.食品のカラクリシリーズ19 カット野菜・パック野菜2/野菜
カット野菜は分からない方法でかなりの割合の中国野菜が入れられている
消費者の錯覚を狙った中国野菜100%でも中国産の表示なし
■消費者の錯覚を狙った中国野菜の意図的混入
極力、中国野菜は食べないようにと申し上げました。
そこで皆様はスーパーなどで細かく刻まれビニール袋に入った「カット野菜」(野菜パック)は、国内生産県のものを選んで買ったという方が多いことでしょう。
果たして、国内産だったのでしょうか?
本当は、“表示が見えない中国野菜”を食べていたかも知れません。
食品表示の法律に不備があり、合法のまま中国野菜を混入することができ、そこに付け込む業者がいるのです。
何種類も入っているカット野菜(混合菜)は、全体(重量)の“半分以上ある品目だけ”を、「原産地(生産地)表示」すれば良いことになっているからです。
例えば、もやし・キャベツ・人参の混合菜は、中身の50%以上を占める “もやし”のみを、「もやし/OO県産」とだけ表示すればよいのです。
ラベルにこう書いてあれば、誰もが野菜パック全体がOO県産と思ってしまいます。
残りの50%未満の野菜が中国産だとしても、表示しなくてもよいです。
業者は、中身の全てが国内産であると思う消費者の錯覚を、巧みに狙っているのです。
また配分が「4:3:3」なら、全ての野菜の産地を表示する義務がありません。
言わば“表示が見えない野菜”~そこに意図的に中国野菜の投入をはかっているのです。