221127 神奈川県寒川町にて イロハモミジを狩る。
その中に斑入り状の紅葉が楽しめる品種があった。
若木とは言え ノーマルと同様に植栽され 商品化されてからの年数を感じると共に 紅葉への拘りを想う。
この性質を固定するまでの努力はいかばかりなるや?。
この木は 昔 対馬産ジャコウアゲハ異常型♀から その遺伝形質を取り出したのを思い出させた。
当時 地理的変異各種なども取り出していたが 最も燃えたのがその対馬産ジャコウアゲハ異常型だった。
何れの種に於いても 最初の異常型母蝶は ほぼノーマルと交尾しているので 累代飼育が必要になる事が多い。
このジャコウも左の様な中間的個体ばかりの羽化となり 異常の程度の激しい個体のペアリングから 右の様な元々の母蝶に近い個体や 2化以降とは違う上の様な1化(春型)も羽化させた。