気まぐれ春夏秋冬 ・・・ その5

デジカメ片手に足の向くまま、気の向くまま、風をたよりに、旬を探して。。。

残り柿にメジロ ・・・ 12月26日 北雲雀きずきの森で

2025年01月18日 00時00分00秒 | 北雲雀きずきの森














 いつものミヤマホオジロのポイントには一つだけ大きな柿の実が残ってました。 
 そこへメジロが入れ替わり立ち代わりやって来て啄んでいきます。 
 喧嘩もせずに順番待ちをして、食べれば交代して飛び去って、また後ろに並ぶようです。 

 柿の木に実が一つだけ残っている光景を「残り柿」というそうです。 
 木の番人、木に残しておく果実、最後に残ったものという3つの意味があり、「木守」という風習で 
 残された柿の実は「残し柿」あるいは「木守柿」と呼ばれるようです。 
 来年の豊作、自然への感謝、鳥たちへの贈り物といった意味もあるとか。
 この地の柿の実はたまたま一つになったのかも知れませんが、鳥たちにとっては冬を越すための貴重な食べ物です。