旧海軍の遺物か、さがみ縦貫道工事現場から不審物／神奈川

旧海軍の遺物か、さがみ縦貫道工事現場から不審物／神奈川

カナロコ by 神奈川新聞 1月22日(水)8時0分配信

掘削中に掘り出された旧海軍の遺物とみられる不審物＝寒川町一之宮

　国土交通省横浜国道事務所は２１日、寒川町一之宮６丁目のさがみ縦貫道路の側道工事現場で、旧海軍の遺物とみられる不審物が見つかったと発表した。

　同事務所によると、不審物はつぼ状の容器で高さ約１・２メートル、直径約０・８メートル。昨年１２月１７日の掘削作業中に地表から２０～３０センチの地中に埋まっているのが発見され、掘り出された。

　現場は第二次大戦中に化学兵器工場として使われた旧相模海軍工廠（こうしょう）の跡地とみられており、国、県、町、自衛隊、県警、消防などで協議した結果、今月２０日に旧海軍の遺物の可能性が高いと判断した。

　２１日に専門家が不審物のふたを開けて中を確認したところ、液体は入っていなかった。また県警特殊物処理班による気体測定で、有害物質は検出されなかったという。

　今回の現場近くでは２００２年９月に不審な瓶約８００本が見つかり、内容物を分析した結果、旧軍の毒ガス兵器で用いられた「マスタード（びらん剤）」「クロロアセトフェノン（催涙剤）」などが検出されたことがある。

※ジジイのたわごと
　旧日本軍の遺物？らしき物や、時には米軍機から落とされた不発弾だったりする物が、戦争が終わって、およそ７０年経ってても、見つかるようで、戦争の傷跡は、なかなか終わらないようだ。
　安部首相の靖国参拝が、中国や韓国の反発を招いているようだが、これも戦争の傷跡と云えるかもしれない。

※本日最後のブログです。