ブログ やさしい雨が降る

清々しい涙

 自分でスポーツをするのは殆ど皆無ですが、所謂、観戦スポーツは大好きです。
日本勢が活躍した水泳が終わったと思ったら、世界陸上の始まり、先ほど9日間の幕を閉じました。
司会はいつものように、それを自分のライフワークにしている感のある織田裕二と中井美穂でした。織田の世界陸上での司会はいろいろ悪評があったりもしますが、そんなことはどこ吹く風で、楽しそうに進行させている彼を娘と私は結構好きです。ちなみに主人は大嫌いだそうです。

 と、まあ、そんなことはどうでもいいのですが、今回の出場者で心に留まった人は男で為末大、女では弘山晴美でした。
為末が2001年の世界大会で銅メダルを取ったのは感動物でしたが、その後、父親の死や長いスランプを経験して臨んだ今回の世界大会。強い雨風が吹いて動揺が選手の中に広がったのを感じたとき、彼は「チャンス到来」と受け止めたようです。試合後のコメントに彼は「勝負に勝った感じかな。」と言いました。銅メダル、お見事です。

 トラックの女王、弘山晴美が30過ぎて、マラソンに転向。結果を残しながら、選ばれなかったシドニー五輪予選。涙の記者会見を見ました。36歳になった彼女が、今回、初めての世界大会出場を知って心から応援していました。結果は8位入賞、日本人の中で2位、彼女の冷静な頑張りが日本チームの銀メダル獲得の力になったと思います。
コメンテーターの「最高齢」ということばに、彼女は「あの落選がなければ、もっと早くに引退していたと思う。」と言いました。

 どちらも耐え忍ぶことを経験したから出てくることばと思えて感じ入りました。

 世界陸上を夢中になって見ているうちに、高校野球は沖縄の夏が終わってしまいました。残念。仕方がない、沖縄が負けた酒田南を応援するか。
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