ゴーヤーもそうですが、シークヮーサーも沖縄の方言がそのまま通用するようになりました。今はもうありませんが、育った頃の実家の屋敷には数本のシークヮーサーの木がありました。
今思うと、どうしてあんなにバンバン食べられたんだろうと思うほど酸っぱい味ですが、あの頃はそのようにバンバン食べていました。
シークヮーサーが大好きだった従姉妹のお姉ちゃんが、木に登ってパクパク食べていました。そのお姉ちゃん一家を含めて母の兄弟姉妹の家族が、3家族ブラジルに移民しました。私が小学校4年の時でした。母も一緒に行きたかったようですが、父が嫌だと言うので諦めたのです。
シィークヮーサーが大好きだったお姉ちゃんはブラジルで早死にしてしまいました。今でもシィークヮーサーを一個丸ごと口にほうり込んでいた姿が目に浮かびます。ああ、そうか、これも心象風景の一つなんですね。
シークヮーサー果汁が、血糖値や血圧を抑え、血液をサラサラにする効果もあるとかなんて考えてもいませんでした。近年はテレビなどでも紹介されるようになって、値段が上がってしまって品不足状態だそうです。
妹の嫁いだ家にはシィークヮーサーの木があってしっかり成っています。
それが箱で届きましたぁ。