まずはいちごの画像で気分を解してくださいね
ブロ友さんの「団塊シニアのひとりごと」をいつも頷きながら読ませていただいております。
今日は「人間関係と距離感」について書かれていました。
……つかず離れずという難しい距離感、いったいこの距離感ってどの位だろう。
人によって違うかもしれない、もともと、人と親しくなるには距離
が近くなる必要がある、しかし距離が近くなると相手に好意が増す
反面妬みや憎しみが増すことがあるといわれてる。……
この部分を読んでいて、私の中にある強烈な忘れることのできないエピソードを
書いてみようかな、という気になりました。
もう20年以上前のことですが、相手はA子としましょう。
A子と私は、同い年、子どもは娘二人、血液型AB。
共通点が多く、お互いほんとに気を遣わなくて話せる友人でした。
その時までは……。
いつものようにお喋りを楽しんでいる途中に話の内容は忘れましたが、
A子が突然、言葉を遮り、
A子「え? それはどういうこと?」と聞き返してきました。
私「だから、こういうことよ。」
A子「と、言うのはこういうこと?」
私「いや、そうじゃなくて、こういうことよ。」
A子「あなたの言ってる通りだと、つまり、こういうことになるでしょう。」
延々と堂々巡りの会話が続く中で感じたことがあって、彼女に言いました。
私「ねえ、この会話は止めましょうよ。初めの話からどんどん違う方に行っているわ。
もどかしいね。言葉って、こんなに通じないものかしら?
話せば話すほど本質から遠のいて行くね。
私たち、今まで話が合うと思っていたのは錯覚だったのかしら?
うん、そうかも知れない。今、話ながら思ったんだけど、
例えばさ、「少し」と言っても、あなたの「少し」と私の「少し」は
違うのよ。もし、「少し」を表示できたら、違いがわかるかも知れない。
その違う部分を突っ込んでみても、多分わかり合えないと思う。」
そのことがあってから、二人の関係は少しずつ距離ができて、いつしか疎遠になりました。
だけど、考え方の一つが変わるほどの体験でした。
彼女とは距離が近づき過ぎたのかな?
そんなことを思いました。
今日も鳥の画像を撮ったけど、後にします。