2軒目の利用者さん目はいいので読むのが好きですが、耳が遠いのです。読んでいた本を持って私の前に広げました。仕事を終えて業務報告書を書いていた時です。ほんとに忙しかったのです。そのとき2時を回っていて2時半には3軒目に入らなければなりません。
どれどれと受け取って読み始めました。
瀬戸内 寂聴さんが書いた記事でした。
それにはある会に出られて質疑応答のとき、ある女性の発言の時、よく聞こえなかったけど、その場が盛り上がっているように感じたのでおめでたい話だと思って「おめでとうございます。」申し上げたらしばらく前にご主人が亡くなったとおっしゃっていたそうです。
利用者さんも感で答えておられるな、と思うこと。それが見当外れであることが時々あります。値段の高い補聴器をつけていらっしゃいますが、補聴器というのは音をすべて拾ってくれるのでいくら高いいいものをつけても中々思うようにはいかないようです。寂聴さんが同じ事を書かれていました。
彼女は寂聴さんのファンで毎年カレンダーも買っておられます。
そんなわけで殊更嬉しかったようです。時間がないとは言えず、しばらくのんびりムードでお話しました。次の時間が気になって心で汗をかきながら。
冷や汗ムードで運転。2、3分遅れで何とか3軒目に滑り込み。
3軒目の利用者さんも「待ってました。」でお話が始まりました。
利用者の皆様はお話が大好きです。
ん? 私がお喋りだからそうなるのかな?
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