毎朝りんだの散歩の時に
難しい顔をしてウォーキングしているお爺さん。
かれこれ2年くらい
『あっ あのジィ様!』って感じだったんだけど、アチラからお声がかかり御挨拶。
毎日会うねぇ
キレイな子だねぇ
良い子だねぇ
可愛いねぇ
直後りんだ君をナデナデしたと思ったら、りんだの目線に合わせてしゃがみこみ、ギュっと抱きしめた
あんだ?ジィ様どうしたんだ?
なんだその変わりっぷりは!?
まさかジィ様、老いらくの恋にでもハマったわけ?それとも音信不通だった娘と和解出来たのかい?はたまた投資が上手いこといってたわけ?と、下品な妄想に取り付かれていたら、ジィ様涙流してるじゃないのっ!
ねぇ、こんな時どうしたらいい?
相談出来る相手はりんだだけ…
しかし相方のりんだに聞いても
正確な答えは返ってこないだろう
さすがにジィ様が涙しているところを写真撮影って訳にはいかず、掛ける言葉も見つからず、少しの間待っていたら『いやぁ癒されるねぇ、ありがとう!』といって去っていった。
勝手なジィ様だ
そんなんだから娘と音信不通状態になるんだぞ!←私の勝手な妄想の続き
ジィ様!りんだが犬で良かっただよ!
りんだが若いイケメンじゃなくて、ジジィでガックリきてたら、ただの我慢大会だったんだぞ!
と、りんだを思いやったが、ジィ様を後追いするほど当の本人は嬉しかったようなので、ヨシとしよう。
あのジィ様にいったい何があったんだろうか?
嬉しいことでも悲しいことでも感極まると涙が出たりするけれど、お心が平安でありますようにと祈る思いである。
りんちゃん、ジィ様にお元気エネルギーあげたんだなぁ おまえって奴ぁ、うぅ
はっちゃけ娘は優し
いコに育ちました