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らんでぶ~ごいち

おサイタマ県警ニョロヤマ署のパトロールの様子を書いています

犬の発達障害

2022-06-09 11:33:00 | りんだ
ウチのりんださん7才





他のみんな(ワンコ)が
当たり前に出来ることが出来ない

やらんで良いことはやる…


多動で起きている間は
ずっと動き回っている

犬のASD(自閉症スペクトラム症)はナイと言われているが、ナイはずナイ!

犬には感情があるんだから
感情を司る前頭葉に異常があったっておかしくはないだろう。

診断された訳ではないし、専門医に診断をつけてもらいたいわけではなく、母親の私がコレって発達障害じゃんと納得のいく答えだった。

発達障害って、人間の精神科のDr.だって誤診しやすいからねぇ

ウチの姪っ子はめっちゃ軽度のASD。
学校という社会がキツそうだ。

犬社会も人間社会も在り方が似ている

枠に入れない者は排除される。

犬はこうでなくてはならないの枠に
だいぶ無理をさせ、叱り、辛い思いをさせてしまった。

りんだが一歳になる前、ドッグランに入っただけでリンチを食らう事も何度かあった

ターラが来てから
りんだはターラに守られるようになり
助けられていた

いわばターラは兄弟児となる
いっぱい無理をさせてしまった

そんなこんなで
りんだは子供の頃から
家族枠の中だけで生きている。

他とコミュニケーションが取れない
(受け入れてもらえれば大丈夫)
境界線がない
過集中
ゴハン、5分以上かけて完食
癇癪エネルギー値ガチ高め
しつけ?入んねーよっ
そんな問題じゃない
興味が無ければ聞かない見ないで
どっか行っちゃう
待てない
多動。

挙げればキリがないほど出るAD/HD症状


生まれて直ぐに母親から引き離され、
4ヶ月までショーケースの中で愛着を形成することもなく、ただ時間を過ごしていたりんだは、精神に異常が出てもおかしくはないという愛着障害の問題もある。

ペットショップから迎えた犬の多くに問題行動が起こるのも、人間に置き換えれば簡単に理解する事が出来る。


ちょっと昔、人間の赤ちゃんは
微笑みがないと死に至るという研究まであったワケで…

愛着障害なのか発達障害なのか。
りんちゃんは多分どっちもだ


愛着にしろ発達にしろ
傷付いた心と脳は
愛ある中で癒され
個として受け入れられることによって
安心を蓄えていくものなんだと教えられる

怒って否定すればするほど
手がつけられない状態になる
受け入れるしかない

人間社会も犬社会も
社会枠の中で生きられるのは定型発達だけ。
発達や愛着に障害があり、トラウマが重なれば、その枠で生きるのはとても辛い事だと思う。

人間であれば出来ない=自己肯定感の低さに繋がる

犬なら最悪『処分』にさえ繋がる。

どちらにしても
障害に理解がなければ(理解があっても)
育てるのにも困難さがある。

社会枠の中では生きられない

私もりんだには何度もお手上げ状態になった過去がある。
アイツを理解しようと何度も怒り、嘆いては努力し、勉強し行動した。
プロにもお願いした

だがムダだった

そして出た答えは
まんまを受け入れて諦める。

私の理想の犬を押し付けるのではなく、りんだが何をしたいのか?何を伝えたいのか?に焦点を当てる事にした。

コレ!といった答えは
私とりんだの間にしかない

今だってトイレはアミアミだし
隙あらばシートを取ってビリビリする
実に楽しそうだ





あの感触が堪らなく好きなんだろう
ハーネスは玄関でイヤイヤするのに
ガレージではさせたり。

交通量の多い国道の交差点で
暴れるスイッチが入った時の
リードさばきは私以外誰にも出来ない。

我が子の行動だけを見て7年
普通のワンコじゃない


それが"りんだ"だ

定型の枠に押し込もうと頑張った。

それが犬として幸せなことだと思ったから
でも違った。
頑張ったからこそ
りんだには苦であるということを知った

端から見ればバカ犬かもしれない。
私はそれで良いと思っている
可愛くて愛しくてウザイ

私のりんだは唯一無二なのだ

勿論世の中のルールは絶対だ。

秩序ある中で安心して暮らすには
身近な環境を整える事が第一なのだと考える。

もっと楽に生きてこ~♪

論文かっ





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