休みに、十日町市で開催されたきもの祭りに行ってきた。
途中、中越大地震で大被害を受けた小千谷市を通過した。
関越自動車道小千谷IC付近は、道路が上下左右にうねっているところがあって、根本的な復旧とはなっていない。
高速道路の脇には、地震なのか、豪雪なのか、倒壊した家が見えたりする。
十日町市も、地震で被害を受けた地域である。
きもの祭りの行われた中心街を歩くと、歯抜けのような空き地がある。
地震で家を取り壊した跡だと思われる。
一番驚いたのは、中心街の四つ角で、ビル一つがなくなっていた。
ぽっかりとした空間に、イベントのテントが一つだけあって、何か不思議な感じがした。
地震と豪雪に痛めつけられた魚沼地方にも遅い春が訪れていた。
高い山は、まだ全体に雪に覆われている。
しかし、近場の山は殆ど雪が消えて、若葉の芽吹きが目に鮮やかだ。
まだ農作業ができない田んぼの畦には、水仙の群生が花を咲き誇っている。
雪に覆われた山、若葉が芽吹いた近場の山が重なる景色は、新潟の平野部では味わうことのできない季節感を感じさせる景色だ。
この景色を見ると、本当に春が来たんだなーと感ずる。
歩行者天国となったR117を歩いていたら、公園に桜が咲いていた。
今年、3度目の花見を楽しむことができた。
この辺の花見はメーデー前後となる。
花だけでなく、青葉の芽吹きと一緒の花見になるところが特徴だ。
きもの祭りは、名前のとおりきものを着て楽しみましょうという、織物の町十日町ならではのイベントだ。
中心街のR117が歩行者天国(今となっては古い言葉だが)となって、手作りの行事が道路上で繰り広げられる。
この日に合わせて成人式が行われるので、着物を着た新成人が町中に溢れる。
特に、振り袖姿の女性はこの日の主人公だろう。
道行く人が振り返り、祭りに合わせて撮影に来たアマチュアカメラマンのFBな被写体となる。
もちろん、大人の落ち着いた着物姿は風格を感じさせるし、、ちっちゃい子供の愛らしい着物姿も微笑ましい。
ただし、派手な羽織袴を来て、一升瓶を回しのみ、これ見よがしに喫煙する新成人の男連中は願い下げではあるが。
次に来るときは、私もきもので歩いて見たいと思ったひと時だった。
町を歩いていて、懐かしい物を発見した。
お釈迦様の誕生日(4月8日)は花祭りと称して、甘茶をお釈迦様の像にかける行事がある。
その花祭りの像がポツリと置かれていた。
私がお釈迦様の像に甘茶をかけると、同行した子供が不思議そうに眺めていたが、自分も同じように甘茶をかけた。
子供の頃、お寺の経営している幼稚園に通園していたので、花祭りの時期になると水筒を持参して、甘茶をもらって帰った。
当時は、凄く美味しい物に感じたが、今となっては思い出だけで、実際の味は思い出せない。
町を散策しながら、十日町ステージ 越後妻有交流館(愛称 キナーレ)へ行った。
正方形の建物は、真ん中が吹き抜けの空間で、地面が浅い池となっている。
今年の豪雪で残ったらしい雪の塊が、その池に居座っていた。
雪の塊が、何となく海に浮かぶ氷河のように見えた。
後で、建物内にある「明石の湯」で汗を流した。
お湯につかって火照った体を、外に作られたウッドデッキの椅子に座って涼んでいると、実にマッタリ気分となる。
キナーレ
途中、中越大地震で大被害を受けた小千谷市を通過した。
関越自動車道小千谷IC付近は、道路が上下左右にうねっているところがあって、根本的な復旧とはなっていない。
高速道路の脇には、地震なのか、豪雪なのか、倒壊した家が見えたりする。
十日町市も、地震で被害を受けた地域である。
きもの祭りの行われた中心街を歩くと、歯抜けのような空き地がある。
地震で家を取り壊した跡だと思われる。
一番驚いたのは、中心街の四つ角で、ビル一つがなくなっていた。
ぽっかりとした空間に、イベントのテントが一つだけあって、何か不思議な感じがした。
地震と豪雪に痛めつけられた魚沼地方にも遅い春が訪れていた。
高い山は、まだ全体に雪に覆われている。
しかし、近場の山は殆ど雪が消えて、若葉の芽吹きが目に鮮やかだ。
まだ農作業ができない田んぼの畦には、水仙の群生が花を咲き誇っている。
雪に覆われた山、若葉が芽吹いた近場の山が重なる景色は、新潟の平野部では味わうことのできない季節感を感じさせる景色だ。
この景色を見ると、本当に春が来たんだなーと感ずる。
歩行者天国となったR117を歩いていたら、公園に桜が咲いていた。
今年、3度目の花見を楽しむことができた。
この辺の花見はメーデー前後となる。
花だけでなく、青葉の芽吹きと一緒の花見になるところが特徴だ。
きもの祭りは、名前のとおりきものを着て楽しみましょうという、織物の町十日町ならではのイベントだ。
中心街のR117が歩行者天国(今となっては古い言葉だが)となって、手作りの行事が道路上で繰り広げられる。
この日に合わせて成人式が行われるので、着物を着た新成人が町中に溢れる。
特に、振り袖姿の女性はこの日の主人公だろう。
道行く人が振り返り、祭りに合わせて撮影に来たアマチュアカメラマンのFBな被写体となる。
もちろん、大人の落ち着いた着物姿は風格を感じさせるし、、ちっちゃい子供の愛らしい着物姿も微笑ましい。
ただし、派手な羽織袴を来て、一升瓶を回しのみ、これ見よがしに喫煙する新成人の男連中は願い下げではあるが。
次に来るときは、私もきもので歩いて見たいと思ったひと時だった。
町を歩いていて、懐かしい物を発見した。
お釈迦様の誕生日(4月8日)は花祭りと称して、甘茶をお釈迦様の像にかける行事がある。
その花祭りの像がポツリと置かれていた。
私がお釈迦様の像に甘茶をかけると、同行した子供が不思議そうに眺めていたが、自分も同じように甘茶をかけた。
子供の頃、お寺の経営している幼稚園に通園していたので、花祭りの時期になると水筒を持参して、甘茶をもらって帰った。
当時は、凄く美味しい物に感じたが、今となっては思い出だけで、実際の味は思い出せない。
町を散策しながら、十日町ステージ 越後妻有交流館(愛称 キナーレ)へ行った。
正方形の建物は、真ん中が吹き抜けの空間で、地面が浅い池となっている。
今年の豪雪で残ったらしい雪の塊が、その池に居座っていた。
雪の塊が、何となく海に浮かぶ氷河のように見えた。
後で、建物内にある「明石の湯」で汗を流した。
お湯につかって火照った体を、外に作られたウッドデッキの椅子に座って涼んでいると、実にマッタリ気分となる。
キナーレ