今週は良いお天気ばかりでうれしいですね
花粉も飛んできますけどね
今日は自分でWi-Fiルーターを変えました
週に何度かつながらなくてちょっとイライラ
新しいのを用意してましたがなかなか腰が上がらなくて
ようやく
毎朝 目が覚めるものの布団から出れなくてを見ているんですが
NHKBS放送の「心の旅」
会社勤めの頃は毎年どこかへなどで行きましたが
思い出すのは沖縄
主人が大事故して(自損)
どこもけがもなくとりあえず家に帰ってきて
車の破損だけで済んだと思ったら
朝方 主人の声が「手が動かない、、」
それから急遽病院へ、、、
衝突のショックでなんかしら体に異変が、、
検査入院しても原因は首の損傷
へたすれば寝たきり状態になるかもと言われ
手術をするかどうかの悩みが続きました
その病院には名医と言われた先生がいらっしゃったので
不安ながらもお任せするしかないと決心しました
腰の骨を削って首の頸椎の損傷部分に隙間を作ることによって
神経を戻すという手術でした
無事 手術を終え 完全に動けるようになるのは2ヶ月はかかり
退院後は仕事にもつけないので失業保険を貰うことになりました
その時 二人で遊んでいてもなんだからと
私が勤めに出ることになりました
30代前半です
結婚して正式に仕事をするのは初めてでしたが
ある商店街の募集をみて店員として採用されました
家族で運営しているお店なので和気あいあいとした職場で
約10年つとめました
其のころ ご隠居さんが社長で 息子さんが専務でしたが
会社は専務が取り仕切っていました
「ご隠居さん」社長さんは目が悪くてもレジの番をしておりました
「〇〇さん 暇なのだから買い物でも行ってきなさいよ」と
良く言ってくれましたが専務は堅物なので
「〇〇さんは仕事に来ているんだから、、」と社長さんをたしなめます
すると「へーそうですか」ととぼけたふりをして皆の笑いを誘います
とにかく明るいおばあちゃんでした
ある日そんな堅物の専務に
私は「今時分 梅雨もなくて沖縄は気持ちが良いでしょうね
行きましょうよ!」と提案
堅物=ケチな専務がOKするわけないと思ってたけど
冗談とも思えるような返事をしたことにビックリ!
そして 参加できる人だけで5人の旅
其のころ 少々認知?が出てきていた社長さんも同行
専務の奥さんが付きっきりで世話をしてましたが
のんきな社長さんは始終皆を楽しい旅へとしてくれました
青い空の沖縄 とうちゃこ
↓パンフレット
観光は社長さんの希望通りに動きます
観光タクシーの中で 社長さんが「私 修学旅行でここに来たんですよ」と
運転手さんに言ってました
皆 突っ込み「そうなん?何できたの?」「電車で来たんですよ」と
真顔でいう社長さんに大笑い
当然 違いますが誰もたしなめることはしません
そして30分もすれば また同じことを繰り返す社長さんに
運転手も苦笑いしながら上手に相槌
気候が良い沖縄も日中外にいれば疲れも出てきますが
社長さん愚痴一つ言いません
目が悪いのだから 歩くのも多少不自由だと思うけど
率先して歩いていました
青い海 白い砂浜 素敵なホテルに食事
この2泊3日の旅 思い出すのは実家の家族より思い出がいっぱいの
社長さんたちです
若奥さんにもそれはよくしていただいて
子供たちに会うたびにお小遣いくれたり お菓子をくれたり
優しい奥さんでした
社長さん認知が進んで翌年階段から落ちてそれがきっかけでなくなりました
職場を変えるには今しかないと思い切って40代前半で退職
その後も 母の日が近くなると もう一人の女性社員と花をもって
若奥さんをたずねて昔話をしていました
会うたびに「〇〇さん(私)があの時 沖縄の話を出さなかったら
行くことなかったから うれしかった」と言ってくれました
其の後 専務もなくなり 若奥さんも老人ホームに入り
会えなくなりましたが いつも思い出していますよ
沖縄だけでなく 社員旅行として行ったところもありますが
やはり 心に残るは沖縄 このお二人がいたからなのです
社長さん 奥さん ありがとう!