昨晩のテレビで 「着物査定します。」番組を見ていると
あるお方の着物(結構上物) 手を通していないしつけ付きがなんと2千円
えっ2万円ではないの?わが耳を疑いましたよ。。
それを自社でクリーニングして1万2千円で売り出してました。
買う方は安くて良いけど
それほど価値がないのかと少々落ち込んでしまいました。
同じような年代の方が
何枚か査定してもらっていたけど ほんの僅かの金額
ショックを隠し切れないようでした。
昔 昔 母が揃えてくれた一式の着物
入学式は必ず 訪問着に黒絵羽 白絵羽
冬にはコート付き ウールの普段着 冬は温かい
まだ、しつけが付いたままの訪問着や羽織も、、ets、、((-_-;))
いつの日からか着ることがなくなったけど
古着に出すのは忍びない母の思いがあるんです。
娘の七五三には母が買ってくれた着物を 孫たち4人も着ましたが
これは重宝しました。
新しければと、、思っていたけど 我が家の着物をどうするかと考えたら
どうしたらよいの?
潔く古着やなんかに持っていけない 洗い張りに出しても
誰がいつ着る?その後の保管は?悩みが付きません
先日も96才になる母に会いに行った時 着物の話が出て
「箪笥を開けたら お母さんに作ってもらった着物がたくさん出てきてね」母の言葉です。
自分の母親に作ってもらったのも残っているみたいだけど
この年齢では たくさんは残っていないはず たぶん 私に作った着物の事でしょう。。
母の記憶は 最近 特に定かでないのがわかっているので
「ごめんね たくさん作ってもらって 親不孝しました。」懺悔しましたが
笑っていました。
着物をほどいて バッグやハンドメイドしている方たちのブログを見ると
素敵だなあ と思います。私もいずれはそうできれば、、
でも、母が生きている間は大事にしまっておきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます